nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

ブレンドコーヒーがなぜ安いの?

2020年10月11日 21時44分36秒 | サステイナブルコーヒー
おはようございます。

今朝のサーカス家のコーヒーは

サーカスブレンドです。





突然ですが

この中で

「コーヒー好きで

ブレンドを販売しているのは、だ〜れ?」

「じゃぁーあ、

どうしてブレンドコーヒーは安いの〜?」

「ど、どうして???」

「ぼ〜っとコーヒー売ってるんじゃねぇーよ〜!」



それは

「日常に寄り添うコーヒーだから」
注意:サーカスコーヒー 店主の独自意見です笑




先日、

海外で生活されていた方と

お話ししていて

とっても興味深いことを聞かせていただきました。

サーカスコーヒー のアイテムと価格をみられて

「このシングルのコーヒーを使って

ブレンドされているのに

なんで、ブレンドは安いんですか?」

「なんで???」

確かに。

その方が生活されている海外では

ブレンドの方が値段が高いということです。

ブレンドの方が

より技術が必要で複雑な工程で作るので

ブレンドの方が値段が高いらしいです。

わかりやすく

とっても論理的な考え方で

ちょっと胸をドキュンときました笑

とってもわかりやすく

世界基準なのかもしれません。

日本らしい独特の文化なのかもしれません。

元々は

「ブレンドコーヒー」といえば

価格を抑えるために

低品質低価格のコーヒーを

混ぜることに使われていました。

そう言ってしまえば

「悪者」にしかなりませんが

低価格低品質のコーヒーを

最大限に活かすために

焙煎方法だったり

ブレンド方法だったり

抽出方法だったりの

技術が繊細に進化したと思ってます。

ただ、

今の

私たちのような

高品質コーヒーを扱うお店が

作っている「ブレンド」は

高品質原料を使って

その受け継がれた

伝統的な技術を受け継ぐことで

より質の高い「ブレンド」になっていると思います。

そんな技術が詰まったコーヒーですが

「ブレンド」は

より「日常生活」に

寄り添った生活必需品だと

考えています。

その中で

サーカスコーヒー としては

少しでも価格も抑えて

毎日飲んでいただけるよう

販売しているのが

「ブレンド」になります。

「日本」や

「業界」にいると

その常識が世界の常識と考えがちですが

その枠からはなれてみると

新しい発見があり

当たり前が「独特の文化」だったり

することに気づくことで

自分たちの価値に気がつくことになりますね。



今朝の賀茂川も最高でした。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おーりー。@珈琲大学)
2020-10-12 18:05:59
いいお話だねぇ。
ブレンドはコーヒーのオーケストラだもんねー。
いろんなモカをブレンドして、
商品「モカモカモカモカこれでモカ!」の発売を
遠く埼玉からお待ちしております♥
返信する
Unknown (サーカスコーヒー店主)
2020-10-13 09:24:26
おーりーさん、ありがとうございます。
伝説の珈琲大学(笑)
なんだかんだ、
モカのシングルが現在3種類になってるわ。
「これでモカ」ブレンドできそう!
モカちゃんが大きくなったら飲んでもらうわ。
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