ちょっと伝えてたいことが多すぎて
店頭では説明しきれないので
ストレスがたまりそうなので、書いちゃいます。
★豆のこだわり
コーヒーはわかりやすく言えば、お米と同じ。
どんなにいい釜をつかっても、お米自体の品質が低ければ、美味しくなるわけではありません。
コーヒーも生豆の品質が、
コーヒーの液体の良し悪しの50%以上、
もしくわ80%以上は原料できまると考えています。
ですので、生豆にはすべてといっていいほど
力を入れています。
その中で
すごく心配しています。
最近「スペシャルティコーヒー」という言葉がよく使われます。
いろいろな考え方があり、本来流通量の5%ほどしか取れない良品質なコーヒーを言うのです。
が、有機栽培にように統一した基準がないために、自称「スペシャルティコーヒー」が乱立しているように思います。
飲んでみても「スペシャルティ?」って感じることが多いです。
でも、消費者からすれば、それが「スペシャルティコーヒー」と理解され、定着しつつあります。
本当のスペシャルティコーヒーは、
お弁当屋さんのスペシャル弁当のようなものではないのです。
本当に貴重なコーヒーなのです。
本当に生産者の思いのつまった、手間のかかった作品なのです。
本当に伝えたい気持ちの入った液体なのです。
それを知ってもらいたい。
本当のコーヒーの価値を上げていきたい。
私にとって、コーヒーを焙煎することは、子供を育てるのと同じです。
コーヒーの持っているキャラクター(個性)を十分活かせてあげられるよう一生懸命コーヒーと対話をしていく。
そんな気持ちの入ったコーヒーです。
一般の量販店で流通しているコーヒーにくらべて安いコーヒーではありません。
でも、本当のスペシャルティを一人でもおおく味わってもらいたいと思いで
ギリギリの価格にしています。
その分、いろいろなサービスも今のところできません。
お店も一人ですので、お待ちいただくこともあるかと思いますが
その点はご理解いただけると、助かります。
一度サーカスのコーヒーを飲んでいただければ、
クリーンで雑みのない本来のコーヒーの味を
体験していただけると思います。
なにか違う。
そう思っていただけるかと思います。
そして、コーヒーへの素晴しい情熱に感動しました。
エールを送ります。