趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

仮想環境のVerchalBoxとVMwareの比較検討

2024-06-18 13:53:54 | webコンテンツ

 今回は、VM VerchalBoxとVMwareのパフォーマンスの違いを述べたいと思います。まず、参考資料として下記のURLを掲載します。これが、自分の実感に近いような気がしたからです。

https://pmp-style.hatenablog.com/entry/VmHDDBench

読み書き速度・・・これによると、VM VerchalBox6.1とVMware16の性能比較で、iopsのiops=1秒あたりの処理できるインプット・アウトプットの数がすぐわかります。ただしCPUがcore i5 430mという14年も以前に発売されたモバイルPC用の省エネタイプですから、core i5とはいっても、現在に置き換えると、私の所有する廉価版ノートPCに搭載しているCeleron52o5u程度の遅いCPUの部類になるでしょう。結果は、明らかにダブルスコアでVMwareの圧勝です。体感上でも、Youtube視聴や動画再生の場合に、VMwareが映像スムーズで音声明瞭、VerchalBoxが映像カクカクで音声ブツブツ・・・というのが実情ですから、多分そうだろうなと思っていました。

CPUへの負荷・・・下記の通り、やはりVerchalBoxではYoutube視聴や動画再生時に、720Pでは常に100%近くを専有している実態がありました。自分が自作PC=Winodows10でこのCPUと類似したCPUとメモリ6GB搭載の機種でリソースメーターで計測しても、常に100%でしたから、やはり予感的中です。

ところがYoutubの画質を落とすと・・・

結局、CPUの占有率というものは、動画の画質を720Pに設定するから100%になってしまう訳であり、240Pに落とせば50%~60%で済みます。また、動画再生にしても、720Pで録画するから再生時に100%になってしまうのです。240Pで録画して、全画面に拡大しないでそのままのサイズで再生すれば、40%程度のCPUの占有率は済みます。高画質をもとめなければいいだけなのです。

 

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仮想環境のLubuntuで留意すべきこと

2024-06-18 07:26:42 | webコンテンツ

 標記については、当然ですが、仮想環境のOSはホストPCに対してCPUに相当な負担をかけているため、使用率が100%にならないように極力配慮しないといけません。特に、Youtubeの視聴については、画質を240Pにまで落とし、サイズは最小にしておかないといけません。ブラウザも、初めからインストールされているFirefoxはCPU負担が若干程度大きいので、これを使わずに別途Chromiumをインストールします。動画再生も、VLCはいきなりフル画面になって重たいのでSMplayerをインストールします。これならば、240Pならば小さな画面でCPU負担が少なくてスムーズにコマ落ちや音切れなく再生できます。(全画面にすると100%になるが・・・)

最適なメモリ割り当て・・・これは、6GBの場合は、2.5GBをLubuntuに割り当てています。つまり、Winodws側は最低でも3.5GB確保できるということですから、通常は4GB以上は保持できます。これで、ホスト側にはメモリ不足の心配がありませんし、ゲスト側は2.5GB確保できているので、これも問題がありません。

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仮想環境でLubuntuは快適動作するか?

2024-06-12 08:40:31 | webコンテンツ

 結論から言えば、Lubuntuは非常に軽快に動作します。ただし、後述するように、仮想マシンVerchalBoxやVMwareとLubuntuのバージョンの組み合わせによっては、不具合が出る場合が多いので、たいへん気難しいOSです。もし、そういった問題が比較的、起こりにくく安定しているOSを利用したいのであれば、若干重たいけれども、Xbuntu を使った方が得策ではないか?と考えられます。

最新版の仮想環境VMverchalBox7で旧版Lubuntu20.04は高速動作 

 結論から言えば、PCが古くても旧版のLubuntu20.04ならば高速に動作します。昨日は、Windows10=2009年製マザボASUS製M4A785D-M PRO、メモリ6GB、CPU:AthronⅡ245e、HDD1TBにインストールした最新版のVerchalBox7上で、旧版のLubuntu 20.04をインストールして、いろいろとプリンタやスキャナの動作確認をしていました。予想通り、旧版は動作が軽快で、プリンタは古いタイプでも、MP490、IP2700は接続したとたんに認識して印刷可能。スキャナも即認識。Youtubeも480Pなら余裕で再生。Videoダウンローダーで480Pで録画した動画も、SMplayerやVLCでスムーズに再生できました。

旧版Vmware16に旧版Lubuntu20.04をインストールすると・・・これも、高速に動作します。たとえば、PM490のスキャナが認識できるかテストしたところ、即認識しました。それで、スキャンしたのが下記の写真です。これも、上記のVercalBoxと同様、旧版Lubuntu20.04との整合性が有り、高速動作しているものと考えられます。動画再生もすこぶる快調です。

 ※VMverchalBox7にインストールしたLubuntu20.04でip2700のテスト印刷したもの

*********ここからは不具合が出たケース*********

旧版のVMware16に最新版のLubuntu24.04をインストールすると・・・「このPCはシステムの要件を満たしていないので不具合を起こす可能性があります」とエラーメッセージが表示されました。具体には、アプリのインストーラー=Discoverが作動しないので、アプリ一覧が表示できず、アプリ名を指定して何とかインストールできないこともなかったのですが、インストールに時間がかかり過ぎました。

最新版VMverchalBox7に最新版Lubuntu24.04をインストールすると・・・一応、すべての機能が使えますが、Youtubeの音声が常にブツブツ割れていました。ダウンロードした動画の再生についても、VLCやSMplayer、Firefox等いろいろ試しましたが、すべて音声が割れていました。聞くに堪えませんでした。

最新版のVMware17に最新版のLubuntu24.04をインストールしようとすると・・・「このPCの古いAMD-Vとの整合性がない」というエラーメッセージが表示されて、インストール自体が出来ませんでした。

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LUBUNTU24.04を仮想環境でインストール

2024-06-10 23:16:25 | webコンテンツ

 VMwar16、17は古いAMDマザボには対応しなくなったので・・・

 1年ほど以前に、VMware16を仮想環境にして、Lubunu22.04をインストールしていましたが、Winodws10自体のシステムが先月中旬に壊れたので、windows10を再インストールしました。その後、VMware16の動作が軽かったのを覚えていたので、16を再インストールしたのですが、今回は最新版Lubuntu 24.04をインストールできたものの、不具合が出て、Discoverが作動せずアプリのインストールが難しくなりました。VMware17については、古いマザボのAMDーVに対応しなくなったとのエラーメッセージが表示され、LUBUNTU24.04が起動出来ず、対策をググってみると、BIOS関係やレジストリ関係、ドライバ関係を調整・再設定しないといけないようで、これは専門的なことなので、結局はインストールを諦めました。

 それで、Windows10(メモリ6GB、CPU:AthronⅡ245e、Hdd1TB、マザボ:ASUS M4A785D-M PRO)をホストにして、仮想環境Verchalbox7でLubuntu24.04をインストールしたところ、起動できました。設定は、ストレージ容量を68GB、CPUを2個、メモリ割当をゲスト側2.5GBに設定しました。

Verchalbox7とLubuntu24.04の組み合わせは軽快になった

 1年ほど以前は、Verchalbox6とLubuntu22.04の組み合わせは重たくて、とても実用的とはいえず、Vmware16とLubuntu 22.04の組み合わせの方が格段に速く安定動作していました。ところが、今回は、Verchalbox7とLubuntu24.04の組み合わせが、案外、高速で安定動作しているようです。Lubuntu の仮想環境の組み合わせの動作は、古いもの同士では、やがて2024年4月でサポート切れになるので、それ以降は、これしかないな!と思います。

 

Youtubeがスムーズに動画再生 以前は、Verchalbox6とLubuntu22.04の組み合わせでは、Youtubeでカクカクとコマ落ちし、音声もビリついていましたが、今回は、最新版Verchalbox7と最新版Lubuntu24.04の組み合わせで、多少のかくつきは有るものの、ほぼスムーズに音切れも殆ど無く再生できています。また、VLCplayerでの動画再生もスムーズで、音飛びもほとんどありません。

LIBREOFFICEも軽快動作 以前は、LibreOfficeの起動にかなり時間がかかっていましたが、今回は、Writerの起動が1回目が7秒で2回目が4秒でたいへん速くなりました。

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ブランドPCでも部品の欠落や低品質部品への換装があると・・・

2024-06-08 07:56:42 | 機器について

 最近、往年のNECの名機=VN770/Cが大分傷んできて画像の映りが悪くなってきたので、中古でも購入しようかな?と考えてググってみると、下記のようなリサイクルした機種が見つかりました。税込みで29800円で安いので買おうかな?と思ったが、待てよ・・・部品の欠落や、より低品質な部品へと交換されているようなので、辞めておきました。

 HDDの容量不足・・・VN770/CはHDD容量が1TBだが、半分の500GBのHDDに交換されています。自分は、現在、膨大な動画データを400GB程度入れているので、これでは不足します。外付けHDDを新たに購入しないといけません。

2 BDが売りの機種だが・・・VN770/Cは内臓BDドライブが標準装備されているが、これはDVDドライブにダウングレード交換されている。なので、テレビ番組録画のBD再生が不可能です。新たに外付けBDドライブを購入しないといけません。

 BCASカードが欠落・・・BCASカードが欠落しているので、テレビ放送受信が不可能。テレビ放送を受信するためには別途購入しないといけません。

4 BIOS起動は純正キーボードが必須・・・この中古品は、NEC純正キーボードとマウスが取り外されて、動作保証のない他社製の格安なものにダウングレード交換されています。よってBIOS起動キー(DELLやF10等)を再起動時に押しても、反応しない可能性が高いです。これは致命的です。つまり、ブート順の第一ドライブが光学ドライブでない場合、BIOSを立ち上げて起動の順位を変更しないといけませんが、これができないと、OSをWindows7からWindows10にアップグレードするためのインストールディスクの起動が不可能となります。そうなると、残念ながら、この中古品は、サポート切れのWinodws7のまま使い続けなければなりません。クロームは2023年1月にサポート切れ、エッジは7でも使えますが、セキュリティが保証されないため、安心して使えません。

 結 論・・・中古機種でも、ディスプレイ一体型で3万円程度するんであるならば、Windows10やLINUX等のOSがクリーンインストール可能であることが、購入の必要最低条件です。これを満たさないものは、購入価値がありません。

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