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労基法違反:運送会社、容疑で書類送検−−伊丹労基署

2013-09-14 | 労働ニュース
労基法違反:運送会社、容疑で書類送検−−伊丹労基署 /兵庫
毎日新聞 2013年09月14日 地方版

 労使協定で定めた残業時間を超えて従業員にトラックを運転させたとして、伊丹労働基準監督署は13日、大阪府池田市の運送会社「那須商会」と取締役の男性(68)を労働基準法違反容疑で神戸地検に書類送検した。同社の運転手(37)は今年2月、高砂市で山陽電鉄の踏切で特急電車と接触し、乗客ら13人が負傷する事故を起こしている。

 送検容疑は今年3月、トラック運転手の男性従業員6人に、労使協定で定めた1カ月の時間外労働の上限120時間を最大35時間超えてトラックを運転させたとされる。そのうち1人が4月4日、県内でトラックを運転中に自損事故を起こして死亡したことから調べていた。

 山陽電鉄の脱線事故を起こした運転手は、自動車運転過失傷害などの容疑で逮捕・起訴され、神戸地裁姫路支部で公判中。【道下寛子】

〔神戸版〕

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20130914ddlk28040389000c.html
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「人は宝」と社長は言ったが、そう感じたことはない~元ブラック企業社員の告白

2013-09-14 | 労働ニュース
ブラック企業で働く若者の権利を守っていこうと、若手弁護士たちが発足させた「ブラック企業被害対策弁護団」(代表・佐々木亮弁護士)。9月5日に開かれた設立記念のシンポジウムには、実際にブラック企業で働いていた若者も参加し、その実体験を告白した。

なかでも印象的だったのは、東北の被災県から来たという20代前半の女性の話だ。女性は従業員数百人のマッサージ事業を行う会社で約3年間、働いていたという。仕事の内容は、リゾートホテル内に設置されたマッサージコーナーで、宿泊客を相手にエステやマッサージを施すというものだった。

●求人募集で見た条件とまったく違う「長時間労働」

「求人には『正社員』と記載されていましたが、実際は『外交員』と言われました。勤務時間も、午後4時から11時か12時までとなっていましたが、実際の出勤時間は午後1時からで、不満に思っていました」

また、入社時にはないと聞かされていた「ノルマ(月ごとの売り上げ目標)」も課せられ、未達成を理由に給料が引き下げられた。女性は「とても達成できるような金額ではなかった」と振り返るが、中には自腹を切ってノルマを達成する同僚もいたという。

「月末になると定時を伸ばされ、売上が悪いと、『公休日を一日減らして出勤してほしい』と会社から言われました。休日出勤しても給料は増えず、逆に翌月、一日多く休むと給料を減らされました」

このような長時間労働や非現実的なノルマ要求のために、社員はどんどんやめていく。だが、会社は特に対策を打つわけではない。改善を要望しても、「会社の決まりなので」の一点張りだったという。

「社長は『人は宝』とよくおっしゃっていましたが、宝のように大切にされているなと感じたことは、一度もありませんでした。『こんないい環境で働ける会社はない』『会社に感謝して働きましょう』とも言われていましたが、感謝するところがまったくないと感じました」

●「親に相談しないように」と朝礼で釘をさされた

「新卒で入った、初めての会社」だったこともあり、この女性は労働相談に行くまで、会社のおかしさに気づかなかったという。「会社が言うからこれで正しいと思っていたんです」。

彼女に続いて、同じ会社で働いていたという別の20代前半の女性がマイクをにぎった。こちらの女性が指摘したのは、本来ならば会社が一部を負担しなければいけない社会保険に関する問題だ。

「会社は『社会保険のほうが多くとられるから、国民保険のほうがいい』と勧めてきました。どうしてもおかしいと思い、自分の親に相談したうえで、会社にそう伝えると、翌日みんながいる朝礼で『親に絶対に相談しないように』と言われました」

この女性もホテルでのマッサージ業務に従事していたが、仕事のストレスで円形脱毛症になってしまった。妊娠した同僚女性が、「おめでたいことだけど、やめてもらうことになるから」と、会社から退職勧告を受けたのも耳にした。

このほかにも、残業手当や深夜手当がきちんと支払われていないなどの問題があり、二人は会社をやめることを決意。弁護士にあいだに入ってもらって、未払賃金の請求を行いながら、それぞれ6月と7月に退社したという。

(弁護士ドットコム トピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130914-00000764-bengocom-soci
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海草振興局20代職員が先輩職員殴り減給処分

2013-09-14 | 労働ニュース
ことし(2013年)7月、和歌山県海草(かいそう)振興局に勤める20代の男性職員が、先輩で40代の男性職員から仕事の段取りについて繰り返し問われたことに腹を立てて顔を殴り、左目の下を骨折させていたことがわかりました。これは県・監察査察課が、きょう(13日)記者会見して明らかにしたものです。県は、先輩を殴った男性職員を、きょう付けで減給10分の1、3か月の懲戒処分にしたほか、管理責任を問い、直属の上司を訓告処分にしました。


県・監察査察課によりますと、7月11日の午前9時40分ごろ、和歌山市築港(ちっこう)の海草振興局・建設部内で、総務調整課に勤める28歳の主事の男性職員が初めて担当する現場調査を巡って、同じ課の先輩で40代の主任の男性職員から「一人でいけるのか」と繰り返し問われ、はじめは「一人で大丈夫です」と答えていましたが、しだいに返事をしなくなり、最後には、主任から「聞いているのか」と問われたことに腹を立て、右手の拳で主任の顔を殴り、左目の下を骨折させました。

県によりますと、顔を殴った主事は、この4月に異動したばかりで、殴られた主任が指導役を務めていましたが、何度も細かい指導を受けることに不満を感じていたなどと話しているということです。

一方、殴られた主任も、何度言っても理解できない主事に不満を感じていたということです。

ただ県では、以前、主任が主事に、指導の中で進退に関わることを言ったことがあり、いわゆるパワーハラスメントにあたるとして、事件後、指導したということです。

そして、殴った主事は謝罪し、治療費を全額支払った一方、殴られた主任も刑事告訴はせず、書面は交わしていないものの、事実上の示談に至っているということです。

また県は、双方の職員とも事件に伴う人事異動はしないということです。

海草振興局建設部の中松定寛(なかまつ・さだひろ)副部長は「弁解の余地はない。社会人として問題ある行為で、県の信用を失墜させた」と陳謝し、綱紀粛正と研修を徹底させることで、県民の信頼回復に努める方針を示しました。
http://wbs.co.jp/news/2013/09/13/29348.html

この手の問題は、文章だけでは表面的なことしか伝わりません。
よほどの事があったのだと思います。
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