名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

職場のお困りごと、相談しませんか?
私たちは、共に学び行動する労働組合です。
ひとりじゃない、一緒に生きよう!

労働基準監督署の指導について

2017-07-31 | 労働ニュース
1.指導の端緒
労働基準監督署の監督官が、ある日突然事業場を訪問し、事業主に対して質問を行なったり、帳票類の提示を求めたりすることがあり、初めて調査、指導を受ける事業主は困惑することがあるかもしれない。

これは、労働基準監督官が、専ら以下の2つの契機に基づき、労働基準法に定められた権限に基づいて行う手続である。

労働基準法104条は、「事業場に、この法律又はこの法律に基づいて発する命令に違反する事実がある場合においては、労働者は、その事実を行政官庁又は労働基準監督官に申告することができる。」との規定がある。

つまり、ある事業場の労働者が、労働基準法に抵触する事実を認識した場合、労働基準監督署に申告することができる旨の規定である。

また、労働基準法101条は、労働基準監督官の権限として、「労働基準監督官は、事業場、寄宿舎その他の附属建設物に臨検し、帳簿及び書類の提出を求め、又は使用者若しくは労働者に対して尋問を行うことができる。」と定めている。

そこで、この規定に基づき、労働者の申告があった場合、労働基準監督官は、問題のある事業場に臨検に赴いて法違反の事実・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

労組活動で解雇 会社側が敗訴

2017-07-31 | 労働ニュース
労働組合の活動を理由に会社から懲戒解雇の処分を受けたのは不当だとして、50代の男性従業員が仙台市の菓子製造会社を訴えていた裁判で、仙台地方裁判所は「解雇は社会通念上の相当性を欠く」などとして、会社側に対し、解雇処分の無効と未払い賃金の支払いを命じる判決を言い渡しました。
弁護士などによりますと、仙台市宮城野区の「北上京だんご本舗」に勤める50代の男性従業員は、会社側から組合活動をやめるように言われたにも関わらず続けていたとして、去年5月、懲戒解雇されたということです。
これをうけ、男性は去年6月、仙台地方裁判所に労働審判を申し立て、解雇を無効とするなどの審判が示されましたが、会社側はこれを不服として裁判になっていました。
28日の裁判で仙台地方裁判所の杉森洋平裁判官は「解雇は、男性が組合活動を行っていることを理由としたものと言わざるをえず、社会通念上の相当性を欠く」などとして、解雇処分の無効と、未払いの賃金、およそ350万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決のあと、男性従業員は、「会社では賃金の支払いが遅れたり、残業代が支払われなかったりと・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

労基法違反の罰則強化…弁護士「企業名を積極的に公表し、排除することも重要」

2017-07-31 | 労働ニュース
「労基法違反はマジできびしくしょっぴいてくれ」。こんな内容のツイートが14000回以上リツイートされ、話題になった。法律を守って仕事をしている企業と、違法なサービス残業をさせている企業が同じ土俵で価格競争をすることに問題があるのではないかと指摘したものだ。

確かに、法律を守って残業代を支払っている企業と、そうでない企業が同じ土俵で戦っていれば、不公平な事態を招きそうだ。

罰則強化について、どう考えればいいのか。白川秀之弁護士に聞いた。

●未払い残業代の支払いだけでは不十分

当然のことながら、労働基準法を守っている企業と守っていない企業とでは公平な競争にはなりません。

違法なサービス残業をさせた会社が労基署の調査の結果、残業代を支払ったというニュースもありますが、本来法律に従って払うものを払って原状回復しただけにすぎず、労働基準法違反に対する制裁としては不十分です。

そのため、労働基準法違反に対し、一定の罰則が科せられなければ再発防止に役立ちません。罰則を強化したり、摘発・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<セクハラ>後輩に交際迫る 看護師懲戒解雇 大阪の病院

2017-07-31 | 労働ニュース
 地方独立行政法人・大阪市民病院機構は31日、同僚の女性職員にセクハラ行為を繰り返していたとして、大阪市立総合医療センター(大阪市都島区)の男性看護師(32)を懲戒解雇処分にしたと発表した。

 同機構によると、男性看護師は、2015年6月から2年間にわたり、後輩の女性看護師に対して複数回、交際を迫・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅館の清掃従業員として働く65歳住職の困窮 「食えないお寺」が増えている〈AERA〉

2017-07-31 | 労働ニュース
「坊主まるもうけ」。豊かなイメージもある仏教界だが、格差社会はお坊さんの世界も覆う。過疎化で集落や檀家が細り、地方のお寺が危機に瀕している。
一昨年のベストセラー『京都ぎらい』(朝日新書)には、祇園など花街遊びに興じる京都の“金満坊主”が描かれる。著者の国際日本文化研究センター教授・井上章一さんはこう言う。

「京都には『肉山(にくざん)』(潤沢に資金のあるお寺)、『骨山(こつざん)』(困窮している寺)という呼び名があります。お寺の事情は京都でもさまざまなのです」

 困窮する寺のひとつを訪ねた。山梨県早川町は人口1116人・・・・続きはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする