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写真は最終回の今日の演奏曲、ドビュッシー「海」第三楽章、ワーグナー「トリスタンとイゾルデの≪愛の死≫」本日だけ演奏しませんがドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」のオーケストラスコア。
一年かけてドビュッシーのオーケストラ曲をオケスコアを見ながら連弾版、二台ピアノ版を生徒が弾くのを聴いて、そのあとにオーケストラのCDも聴く、最後に演奏レッスン、場合によっては部分部分の指揮の仕方も指導するという、それなりにこってりなゼミ。
毎回「牧神の午後への前奏曲」のドビュッシー二台ピアノ版か、ラヴェルの連弾版の演奏で開始、既に12回聴いたので流石に生徒は耳タコ状態であろう。それが狙いでもあった。
その演奏の後に「小組曲」「夜想曲」「海」とドビュッシーに多大な影響を与えたワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」からから「前奏曲」と「愛の死」を小分けにして演奏、オーケストラ音源をCDできく、特に「牧神」に至っては指揮者もたてて振り方指導といった流れ。編曲者もドビュッシー以外はラヴェル、カプレ、ビュッセル、レーガー、リスト等豪華。
それにしても最後まで穴をあけずにゼミで弾ききった生徒に拍手したい。
30名以下のゼミなので当然全員に曲がまわってきます。夜想曲ではコーラスまでしました。
今日はなんと昨年見つけた楽譜でトリスタンの愛の死の二台八手版を演奏。それに「海」の第三楽章なのでゼミは予定を越え2時間以上に。
CDを教室ではかなり大きなスピーカーで大音響で聴くのでそれなりの迫力が。
全てオーケストラスコアを見ながらなのでスコアの読み方も教えて、オーケストラ曲をピアノ演奏するときの注意点をレッスンするので、一応多角的なレッスンのつもりで行って来ました。
本当によく生徒がついてきました。一番楽しんでいるのは先生だったかもしれません。やはりドビュッシーは素晴らしい。
3月に全ての曲の発表会。生徒の成長が楽しみ。
達成感のあった一日でした!
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