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ハインツ・ホリガー作曲「スカルダネッリ・ツィクルス」
言葉にならないほどの体験。
休憩なしの2時間半があっという間でした。
観客の皆様の凄まじい熱狂と拍手歓声が全てを表していたように思えます。
本当に演奏者として、また、舞台上の最高の位置で一聴衆として参加出来たことに感謝いたします。
オペラシティのタケミツメモリアルホール一杯のお客様。

作曲者の指揮による自作自演。
練習の効率的かつ非常に正確な指示。
連日リハーサルは1時間40分連続で1回目の休憩というくらいタフなホリガーさん、でもなぜかリハーサルが長いとはおもえまぜんでした。メンバーも勿論何一つ不満を言う人はいませんでした。
また、楽譜からだけではわからないあらゆる奏法の指示はホリガーさん抜きでは考えられないような気がいたしました。
ラトヴィアからの合唱団の8分音までの演奏、バロックから民族音楽的な唱法まで駆使した素晴らしい演奏。
ソリストのフェリックス・レングリさんも凄かったです。
言葉にしたらきりがありません。
ホリガーさんは非常に厳しい方とお聞きしたこともあるので、終演後の満面の笑みはその何かを表していたのではないかと思われます。
終演後ホリガーさんの楽屋間近で、ノマドのメンバーとの写真撮影。それもなんとホリガーさんが仕切って、「まず最初は弦楽器のみ」「次は金管楽器どうぞ!ホルンははどこにいるの?」「次は木管」「次はハープ、ピアノ、打楽器おいで!」と自ら進んで写真撮影を進めていただいたのでした!!!
ノマドの演奏を喜んでいただけたかしら・・・

さて写真はグラスハーモニカのピッチは完璧であってほしいと言うことで、開演のまさに直前にピアノにグラスハーモニカのピッチを合わせるために打楽器奏者の皆さんが水を一滴一滴加えたり、とったりと作業。あまりにも微細なので、とうとう業務外ですが調律師の方にもお手伝いいただきグラスハーモニカの調律作業。
あとはお決まりの私とハープの高野さんのホースの演奏。

企画なさったオペラシティの皆様、本当にありがとうございました。
人生で忘れることができない日となりました。










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