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お茶大ゼミ、レッスン
ラヴェルのピアノ曲でオーケストラにも編曲されている曲をレッスンするゼミ。ピアノ版は学生が演奏、そのあとオーケストラの演奏を聴く。プロジェクターで投影したスコアを見ながらのゼミなので、スコアの様々な説明、オーケストラの特殊奏法などさまざまなことをリアルタイムで説明できます。
今はBluetoothで接続したプレゼンターがあるのでページめくりをしながらレーザーポインターで楽譜を追ってスコアの説明から、ピアノを弾きながらの説明もできるのは時代が変わりましたね。
今回は組曲「鏡」より「洋上の小舟」と「道化師の朝の歌」でした。 
同じ組曲のなかの曲ですが、かたやこれからオーケストラの魔術師のごとく素晴らしいオーケストレーションで名作を生み出していくほぼ第一歩の凝ったオーケストレーションの「洋上の小舟」に対しで「ダフニスとクロエ」まで作曲終えたあとにオーケストレーションを行なった「道化師の朝の歌」との対比も面白かったです。
ゼミ最初にティエリー・ドゥ・メイ作曲の「テーブルの音楽」を学生が演奏。
一瞬どう読んだら良いかわからない譜面を解読して演奏までするというプロセスを是非体験して欲しい、解読してしまえば楽しい世界があること、変拍子に慣れるなど沢山の目的を込めて学生に毎回実演してもらっておりますが、今年も学生はとても頑張ってました。
ラヴェルは個人的に非常に大好きな作曲家なので自分にとってもとても勉強になります。次もしっかりと準備してゼミに臨みたいと思います。
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