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オリヴィエ・メシアン作曲「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」全曲演奏会無事終了いたしました。演奏正味2時間10分、最初のアナリーゼを込みで合計3時間以上のコンサートになりました。
同じく今年のメシアンソロピアノ曲全曲演奏会(4.7.12月計3回)がこれで終わりました。メシアンピアノ全曲演奏会も4年目、つまり4回目が終わりました。
今年も計約7時間分のメシアンのソロピアノ曲を弾いたことになります。
「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」は今回で1日に全曲演奏するのは16回目、二回に分けての全曲演奏会が1回なので、合計17回この曲を演奏したことになります。
初めてこの曲を演奏したのが2005年、それから15年ほぼ毎年演奏しております。
メシアンがこの曲を作曲したくらいの年齢で私がこの曲を初めて演奏して参りました。
この曲とともに成長させていただいた様な気も致します。
(ちなみに2005年に私が作成した楽譜をそのまま今まで使っております。)
またここ数年は毎年年末、ほぼ12月29日にこの曲を演奏しております。
私の演奏活動もこの12月29日へ向かって進んでいっていると言っても過言でなく、その一年の演奏活動で得たものの総決算、集積の様な演奏会だと言えると思います。
毎回発見があり、また毎回終わると更なる課題が見えてくるのですが、今年は昨年よりも少しはレヴェルアップした演奏ができたかな・・・と思います。
本当に素晴らしいピアノと素敵なホール、木造ドームを管理され決め細かなホスピタリティでお迎え頂いているIご夫妻となんといっても主催の「賢ちゃんclub」代表のOご夫妻に心より感謝申し上げます。賢ちゃんclub発足からも5年目、本当にこの様なヘビーな企画を忍耐強く素晴らしく続けて頂いているお陰でこのマニアックな企画が続いております。
本当に心から感謝を申し上げたいと思います。
この演奏会で特筆すべきことは、私の演奏した「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」を10回以上聴いていただいている方が沢山いることです。
生演奏でこの曲を10回以上聴いた方は世の中、少なとも日本ではそれほど多くは無いのでは無いでしょうか?
宮城県で演奏したのは14回になるのではないかと思うので、それをほぼ聴いた方も何人かいらっしゃるので、その方は(おそらくOご夫妻?)14回聴いていただいていることになります。
本当にありがたいことです。
年末にはベートーベン作曲第九交響曲がよく演奏されますが、私にとっては年末はメシアン作曲「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」です。
この曲を演奏すると一年のあらゆることを思い出し、また全てのことが浄化され、最後非常に幸せに満ちた気持ちになります。
来年もメシアンピアノソロの全曲シリーズを行います。
2020年
4月19日(日)前奏曲他
7月12日(日)鳥のカタログ全曲他
12月29日(火)「幼子イエス様注ぐ20の眼差し」全曲
会場はすべて仙台ピアノ工房木造ドームです。
もしよろしければご来場いただければ幸いです。

今年も全ての演奏を無事に終えることができました。
それも沢山ご協力頂いた全ての方のおかげだと感謝致します。

昨日も反省はあるもののとても集中して楽しんで演奏会することができました。
主催のOご夫妻、仙台ピアノ工房のIご夫妻、ご来場いただいたお客様、そしてお世話になりましたすべての皆様

有難うございました!!!
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