ドラッカー
私は一応コンピュータの技術者である。
技術者としての私は、これを誇りと思っている。
元来、人嫌いである私は、政治的な力学で物事が決まるような仕事には興味がなく、技術力と理詰めで物事が決められる仕事につきたかった。技術と論理に勝るものなし。たとえ、どんなに偉い人でも、技術と論理に裏打ちされた説明ができれば、自論の意見が採用される。この白黒が明確に分けられる仕事に満足し、日々、技術と論理の研鑽に努めてきた。上司から次々に仕事を丸投げされても、技術と論理を駆使してミッションを遂行し実績を重ねてきた。いわゆるナンバー2の黒子としての役を入社以来ずっと演じてきたのである。
しかしプロジェクトのチームリーダーに選ばれ、ナンバー1として働かざるを得なかった時、壁にぶち当たった。こいつなら信頼して仕事を丸投げできる、ナンバー2となりうるメンバが一人もいなかったのである。部下は私が期待した成果を上げられず、最終的には何もかも全てを一人で抱えてこんでしまうはめになったのだ。そして結局破綻。ウルトラセブンにはなれなかったのである。
こうなることはチームリーダーに選ばれた時、すぐに予測できたので、私ははじめからこの役職に強く抗議した。私がナンバー1になることなど所詮無理なのだと訴えた。
しかしチームが実際に破綻して、そら見ろ!俺の言った通りではないか!って言ったとき、部長から諭された。部長とはお互い担当者の時から一緒にお仕事をさせて頂いた人であり、当時から何でもできる非常に優れた技術者だった。その部長から、俺だってウルトラセブンになんかにはなれないんだよって言われた時に、私は、はっ!っと気が付いたのである。部長も同じ経験をしていたのだ。とても優秀な部長が!である。
我々は会社の中で組織として仕事をしている。そしてその組織を自分の意に沿って如何に動かすか考えろ!っと言われたのである。そのとき私は強い自責の念にかられた。私は、人のマネジメントの仕方をこれまで全く考えてこなかったばかりか、軽視していたのである。
そして私はようやく、ドラッカーの本を読み始めた。
「マネジメント」(エッセンシャル版)を読みかけたが途中で挫折。「もしドラ」を読んだが、果たしてこんな具合にうまくことが運ぶのだろうかと疑心暗鬼。一番、分かりやすかったのは「別冊宝島1710 まんがと図解でわかるドラッカー」だった。「マネジメント」(エッセンシャル版)は、またの機会に読むとして、とりあえず、その本に書かれていることを実践してみようと思っている。
高校時代の親友からは、社会に絶対なじめないし、なじもうともしないあんたには絶対無理だ!と言われているが。。。確かにそうなんだけどさ。へへ。
私は一応コンピュータの技術者である。
技術者としての私は、これを誇りと思っている。
元来、人嫌いである私は、政治的な力学で物事が決まるような仕事には興味がなく、技術力と理詰めで物事が決められる仕事につきたかった。技術と論理に勝るものなし。たとえ、どんなに偉い人でも、技術と論理に裏打ちされた説明ができれば、自論の意見が採用される。この白黒が明確に分けられる仕事に満足し、日々、技術と論理の研鑽に努めてきた。上司から次々に仕事を丸投げされても、技術と論理を駆使してミッションを遂行し実績を重ねてきた。いわゆるナンバー2の黒子としての役を入社以来ずっと演じてきたのである。
しかしプロジェクトのチームリーダーに選ばれ、ナンバー1として働かざるを得なかった時、壁にぶち当たった。こいつなら信頼して仕事を丸投げできる、ナンバー2となりうるメンバが一人もいなかったのである。部下は私が期待した成果を上げられず、最終的には何もかも全てを一人で抱えてこんでしまうはめになったのだ。そして結局破綻。ウルトラセブンにはなれなかったのである。
こうなることはチームリーダーに選ばれた時、すぐに予測できたので、私ははじめからこの役職に強く抗議した。私がナンバー1になることなど所詮無理なのだと訴えた。
しかしチームが実際に破綻して、そら見ろ!俺の言った通りではないか!って言ったとき、部長から諭された。部長とはお互い担当者の時から一緒にお仕事をさせて頂いた人であり、当時から何でもできる非常に優れた技術者だった。その部長から、俺だってウルトラセブンになんかにはなれないんだよって言われた時に、私は、はっ!っと気が付いたのである。部長も同じ経験をしていたのだ。とても優秀な部長が!である。
我々は会社の中で組織として仕事をしている。そしてその組織を自分の意に沿って如何に動かすか考えろ!っと言われたのである。そのとき私は強い自責の念にかられた。私は、人のマネジメントの仕方をこれまで全く考えてこなかったばかりか、軽視していたのである。
そして私はようやく、ドラッカーの本を読み始めた。
「マネジメント」(エッセンシャル版)を読みかけたが途中で挫折。「もしドラ」を読んだが、果たしてこんな具合にうまくことが運ぶのだろうかと疑心暗鬼。一番、分かりやすかったのは「別冊宝島1710 まんがと図解でわかるドラッカー」だった。「マネジメント」(エッセンシャル版)は、またの機会に読むとして、とりあえず、その本に書かれていることを実践してみようと思っている。
高校時代の親友からは、社会に絶対なじめないし、なじもうともしないあんたには絶対無理だ!と言われているが。。。確かにそうなんだけどさ。へへ。