ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。
今朝は、諏訪神社前の細いあぜ道を上ります。
丘の上から見える浅間山は、吹雪いているみたいです。
元・天神沼の辺りを歩いて帰りました。
寝釈迦に逢おうと必死にがんばります
でも、タバちゃんが、突然帰ろうとします
どうしたのかな?
もう少しがんばろう。
アタチの短い足では大変です、よいしょ
深山のいい空気です。
タバちゃんが、また後ろ向きになります
いまさら引き返す訳にはいかないよ。
仕方なく、附いて行きます。
また橋に出ました
「塔ノ沢歩道二号橋」です。
渡り切ると、道案内があります。
寝釈迦0.9kmですって
うそおー、まだ半分なんて
進むしかないね。
道案内はほとんどありませんが、なんとなく野仏イメージの石が、時たまあります
石が積まれている所もあって、なんとなく道案内してくれます
アタチは、とっても不安です
進むしかないね。
なんとなく、この上のような感じです
あの尾根の空間に出るのかな?
ちょっと一休みです
歩き始めてから、もう2時間です
タバちゃん、沢の水を飲んでみよう
タバちゃんは、沢の水を飲みませんでした。
獅子丸ならば、たぶん飲んだと思います。
彼は7年間の養子生活で、だいぶサバイバル能力を身につけていました。
いい景色だね
でも、なんと岩の多いことか
少し上にやっと道しるべです
もう少しだね
さて、ラストスパートだよ。
岩山を登ります。
ここでアクシデント発生です。
おとうさんは、「あっ」といってスッテンと見事に転びました
何とか立ち上がり、またスッテン
こりゃダメだ。諦めて、引き返しましょう。
引き帰しながら、またスッテン
都合3回、転びました
ゆっくり下りてきてね
タバちゃんは、おかあさんと一緒に下山です。
タバちゃんは、急いで下りようとします
おかあさんは転ばないように、尻餅をつきながら、下ります。
なんとか駐車場が見えてきました
中年のご夫婦がやって来ます。
「こんにちは。登るんですか?大変ですよ、2時間歩いても辿り着きませんでした 」
「でも折角だから、少し行ってみます。」
ご夫婦の足もとは、タウン仕様でした
おとうさんの靴もタウン仕様、滑りやすい靴でした
巡礼の杖を持ってきたのに、靴はいつもの靴で来てしまったのです
高山彦九郎は、寝釈迦に辿り着いたと記録に残していると言いますけど、草鞋で登ったのかな?
ご夫妻は、まもなく、おとうさんと帰ってきました。
寝釈迦に逢うには、登山の心得が必要なようです。
不思議な事に、おとうさんは服は破れていないのに、かなりのかすり傷です。
おかあさんも、服は破ぶれていないのに、腕に打撲傷です。
でも、ケガはしたけれど、山のパワーももらいました
何となく、修験者や巡礼者が、杖を持って岩山を登るのが納得です
駐車場を出てまもなく、地域の人がボランティア活動をしているようです
速度を落としてゆっくり通過すると、窓ガラスがコンコンと叩かれます
あれ、郷土史家の藤井先生です
「こんにちは 寝釈迦に辿りつきませんでした。またあとで」
先生は、寝釈迦に何度も登っているそうです。
奇遇です
寝釈迦のしゃれた配慮かな?
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