続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

お彼岸だね、獅子くん

2024-03-17 19:45:43 | 獅子丸な日々・総集編

ひめちゃんは、赤柴の老犬・プーちゃんの前を通って、堀之内を北に出ます。

プーちゃんは立ち上がって何やら言っています

おはよう

でも、ひめちゃんは完全にシカトで通過です

少し行って振り向くと、後から来てるはずのタバサねーちゃんの姿がありません

プーちゃんにご挨拶してるようです

 

ひめちゃんは、高縄の集会所を廻って帰ります。

今朝は、いつもより、一本西の道に入ります。

あの橋の向こうには、サクランボの花が満開です。

行こうよ

アタチは、気が進みませんでふ

 

昔、みんなでよく通った道を下ります。

あれ、桜の木はメチャ切られてる

振り返って別の方向からも、やっぱメチャ切られてる

獅子くんも一緒に、みんなで楽しくここを歩いたのにね

 

 

 

 

アーカイブで、獅子くんも一緒に思い出してね

そういえば、今日からお彼岸だね

 

2019年の4月の思い出だよ

5年前だね

その後も、みんなでよく通りました。

最近は、通ってなかったね

 

突然、君が逝ってしまってからもう2年と3ヶ月経ってしまったね

 

ひめちゃんは、今朝は何故か、元獅子丸家(獅子丸が7年間養子に行っていた家)の方に曲がったよ

大きな椿の木があったんだね。

君は、母屋から離れたバラックに、いつも一人置かれていた

ある時から、高齢のお父さんが足をケガしたとか、実家のみんなでお迎えに行って一緒にお散歩していたね

その内に、お散歩から帰って「ただいま」と大きな声で言っても、反応がなくなった

もう帰ってくるなとでも言うように

おかあさんはいたたまれずに、「実家でしばらく預かります。足が治ったら、お迎えに来て下さい」の置き手紙を残して、君を連れ帰った。

その後、養家のお父さんがやって来て、ののこねーちゃんのサークル前にしゃがみ込んで、何やら話し込んだ

隣のサークルの君には、一瞥もなかった

君も「ボクはこっちだよ」とも言わなかった

その様子は、居間のガラス戸からよーく見えた。

彼は7年も一緒に暮らした子が、どの子か分からなかったのだ

 

もう一つ、衝撃的なことがあった。

君は食事をもらうときに顔を背けた

多分、食事を見せて、殴られていたのだろう

なんという卑劣な行為だろう

実家ではそんなことはなく、君もまもなく普通に配られた食事を食べるようになった

過酷な環境なのに、君は素直な明るい子に育ってくれた

あの家に君を養子に出して、ごめんね。

7年もたってしまっていたけれど、君を救出できてよかった

 

今、あの家は、ガーデニングにはまっているみたいだ

ちょっと違和感があるね。

もう少し自然を生かした方がいいよね。

 

ムーハウスガーデンは、やっと椿がきれいに咲き出したよ

早めに咲こうとした椿は、みんな霜げてうまく開けなかった。

きれいに咲き始めた、ムーハウスガーデンの椿たちだよ

 

 

 

水仙も咲き始めたよ。

クリスマスローズも古葉切をしたら、背が伸びてきたみたいだよ。

柴犬には、ムーハウスガーデンの方が似合うよね。

 

獅子くん、ありがとう

また、逢いましょう

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 続・「いくどん」にこんにち... | トップ | 薮塚・生品神社(生品宮) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

獅子丸な日々・総集編」カテゴリの最新記事