かとうなおひこのブログ

かとうなおひこの徒然なるブログ

(ハル)

2009-02-21 00:31:10 | かとうのニュース
 今宵は桃缶を食べながら、森田芳光(ハル)を久々に見ました。数年前に DVD を買っておりました。
 
 インターネットも携帯電話もまだ無い時代の Nifty と思われるパソコン通信でのメールのやり取りからの恋愛?を描いた映画で、舞台が盛岡という事もあって、お気に入りの映画であります。この映画、半分は映し出されるメールの文字を読んでいるという、森田芳光らしい(^_^;)、奇抜な映画であるのですが、インターネット以前の電子メールやフォーラムといった設定って、今の人にはホントの所はわからないんでしょうねぇ。私はちょうど毎晩 Nifty Serve に通いつめていた時期でしたので、あの独特の感覚がとても良くわかります。
 
 クライマックスは、通り過ぎる東北新幹線の窓と、刈り取られた後の寂しい田んぼの真ん中で、8mmビデオを取り合いながらハンカチを振る、というシーンなのですが、これがクライマックスと感じるのも、今の人にはむずかしいかなぁ?金をかけなくてもちゃんと人間を描ければ、良い映画が作れるのだよ!と森田芳光が言っているようで、そこもまた私的には惹き寄せられる要因であったりもします。
 
 で、気づけば桃缶が空になっておりました(>_<)。雪かきで使ったカロリー以上を摂取してしまったようです。