かとうなおひこのブログ

かとうなおひこの徒然なるブログ

Snow Leopard入れました

2009-11-01 13:27:00 | Macな・・
 Magic Mouse と一緒に注文した、Snow Leopard を iMac に入れてみました。
 

 
 うちの iMac は初代の Intel iMac なので、"2"ではない Core Duo。ビデオカードも Open CL には対応していない RadeonX1600 なので、32bitでしか動かないし、あまり恩恵は無いと思われますが、まぁ最新 OS は試してみないとね。(^_^;)。
 

 
 DVD を入れてインストーラーを立ち上げると、再起動するかと思いきや、そのままインストールが始まりました。ん?DVD から起動しなくても良いのか?と思っていると、途中で自動的に再起動して、インストールが続行しました。
 

 
 インストーラーのバージョンは、230.1。で、1時間ほどで、無事インストール成功!
 

 
 Welcome の画面はいつものフルスクリーンではなく、小さなウインドウで出ました。アップグレードだからかな?
 

 
 特に設定アシスタントも立ち上がらず、登録も完了した、との画面が出ました。その後アップデータをかけ、Magic Mous 用のアップデータも今までは、10.5.8 用を入れていたので、あらためて Snow Leopard 用をインストール。この Magic Mouse 用のデーターって、単なるマウスのドライバにしては、64MB 程もあります。何かまだ表面には出てきていない、タッチで操作するための他の機能も含まれているのでは?と、勘ぐってしまいます。(^_^;)。
 
 特に今までと変わった所も無い様に動き始めましたので、いろいろとアプリを立ち上げてみます。Snow Leopard は Intel Mac 専用ですので、PowerPC 用のアプリは動かないだろうと思っていましたが、試しに Apple Works をダブルクリックしてみると・・・・
 

 
 Rosetta (PowerPC 専用アプリを動かすためのエミュレーター)をインストールするか?と尋ねるダイアログが出ました。あら、Rosetta も使えるのね!と、喜んでインストール。Apple Works は使えそうです。
 ならば、もう一つ、動かなくなるだろうと思っていたアプリケーションがあったのだが・・・
 

 
 3DCG ソフトの"Carrara 5"。一応起動はしたのですが・・・・
 

 
 メニューを含めインターフェイスの部分の文字がまったく表示されない状態(;_;)。じつはこれと似た様なのは、Carrar の前身だった Infini-D の時にも経験しておりまして、OS 8 では動くけど OS 9 だったか 8.6 だったかで同じ様な症状になった事がありました。悪しき設計が受け継がれてるのね?(^_^;)。
 現在 Carrara のバージョンは 7 まで上がっているのですが、日本語版は 5 で止まっちゃてるのでありました。やすくて良いソフトなんだけど、ローカライズするほど利益が出ないんでしょうねぇ。英語版の購入も海外のサイトから出来るのですが、CG ソフトって、取り説と首っ引きになりながら使わないとわからないので、英語版は不安があるんですよねぇ。他のソフトに乗り換えるか?まぁ、他のマシンで動かせば良いかぁ~。
 
 さて、その他のアプリケーションも検証です。まずは、Fusion 2 。仕事で Windows XP は使うので、コイツはちゃんと動いてもらわないとね。
 


 
 で、XP を起動すると、上の様なダイアログが出ました。あ~、Magic Mouse にしたからね。OK にしちゃうと Mac の方で使えなくなるので、キャンセルで起動すると、今まで通り使えました。
 
 次は Macで地デジのアイオーデータのm2TV。起動してみると・・・・
 

 
 「スクリーンキャプチャとの併用は出来ません」とメッセージが出て、アプリが終了してしまいます。アイオーデータのサイトに行ってみると、アップデーターが出ておりまして、ダウンロード&インストールで無事正常に動きました。アップデーターで、データ放送にも対応になってて試してみましたが、あまり役に立ちませんねぇ~地デジのデータ放送・・(^_^;)。パソコン上で見てるので、情報が欲しけりゃブラウザに切り替えて専用サイトを見た方が、全然良いですからねぇ。
 
 その他アプリも、突っ込んだ検証はしていませんが、一通り起動して使えそうでありました。
 さて、Snow Leopard になって、唯一見かけが大幅に変わったのが、Quick Time Player
 

 
 立ち上げてみると・・・・
 

 
 見慣れたメニューがごっそりとなくなっています。(;_;)。コピペもトラックの追加も出来ないし、AV コントロールのウインドウ(これ使うと1/2速度での再生とか出来るので、ギターのコピーとかに活躍してました)やプロパティの画面も出せません。
 さらに書き出し機能も・・・
 

 
 あらら、これしかないの?簡単な編集やらフォーマット、コーデックの変換は、QuickTime Player でやっていたのですが、これは使えない・・・(~_~;)。そういう用途には専用アプリを使えってことなのか?んじゃぁ、FinalCut Pro の書き出しはどうなの?と試してみると・・・・
 

 
 こちらは以前とまったく変わらないインターフェイスが出てきます。ん?という事は QuickTime の中身自体は変わってないのね。
 QuickTime とはアプリの様に見えて実はアプリではなく、なんて言うのかな?フレームワーク?OS の一部?・・、FinalCut も iMovie も QuickTime Player も中身は実は QuickTime で、それにインターフェイスをかぶせてやったのが、それぞれのアプリである・・・、と、私は解釈してたけどあってるかな?(^_^;)。
 なので、この Snow Leopard 付属の QuickTime Player (ver.10) は、普通の人にはあまり関係ないインターフェイスを極力省略して、機能を見えなく絞り込んだもの、の様ですね。でも、今まで Pro バージョンの QuickTime Player に慣れ親しんだ身としては、使い物にならない・・・。で、古い QuickTime 7 の Player を SnowLeopard で使う方法は無いものか?と、アップルのサイトをのぞいてみたらば・・・
 
Mac OS X v10.6 Snow Leopard での QuickTime Player 7 の インストール
 
 ちゃんと情報がありました。Pro ユーザーだった人には、ユーティリティフォルダに、古い QuickTime 7 の Player が自動的に入っているんだと・・・またインストール DVD からも別途インストール出来るようです。
 

 
 ん~、これはちゃんと大々的に告知して欲しいですねぇ。新しい方の Quick Time のヘルプを立ち上げてもそこにも情報はありませんでした。QuickTime Player のバージョンは 10 ですが、中身の QuickTime は 7 のままのようですね。iPhone とかとの整合性をとるために簡略化した Player がこの ver.10 ってことなのかしらねぇ。youtube とかにダイレクトにアップできる機能とかは付いているので、これはこれで編集とかしない普通の使い方には、良いのかも。
 

 
 で、ver.7 の Player で今まで通りの機能が無事使えました。
 
 以上、とりあえずインストール後1日での試用雑感でありました。一番の収穫は、Rosetta で、PowerPC 用のアプリも一応使えそうだ、ってことですね。(^O^)。
 長文失礼いたしました。m(__)m。