fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、趣味のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

森村泰昌『「わたし」が「私」と出会う時』を観ました。

2016-05-20 21:06:10 | 美術・芸術・絵画教室
今日は、京都の友達と中之島にある国立国際美術館で開催されている

森村泰昌さんの『「わたし」が「私」と出会う時』
を見てきました。

様々な人物に扮装してポートレイトを発表してこられた森村さんの大阪での初の大々的な作品展と言う事で楽しみにしていました。

扮装すると言ってもそれに費やすエネルギーがとにかくすごいです。

どれを見ても圧倒的な森村さんが私たちに問いかけます

「私達はどこから来たのか何者なのかどこへ行くのか」

私達は、一生をかけてその問いの答えを見つける旅をしているともいえますが

それに向き合うのは、時にあまりにも孤独で苦しく辛いことなのではないでしょうか。

森村さんの作品を観ていると、-あなたもまたそのことを見つめ続けているのですねー

と、共鳴してもらえた喜びそして一時孤独が和らぐ、そんな感じを受けます。


様々な作品の中でも、ベラスケスの描いた『ラス・メニーナス(宮廷の侍女たち)』を題材に

中にいる画家を森村さんが演じ外には絵画の中の画家がいる

それぞれの侍女を森村さんが演じている

全員を森村さんが演じている

等々、様々なバージョンで作られている作品群が面白かったです。


これは原画です。


この作品展では、写真を撮ることが許されていたようですが(ツイッターやフェイスブックで拡散してください、とありました)

気が付いたのは観終わってから、少々残念でしたが、撮ることに夢中になるより作品を味わうことが出来てよかったかもしれません。


この作品展には長編映像もついていたのですが、時間的に無理があったのと今少し疲れているので観るだけのエネルギーが無くてパスしてしまいました。

森村先生としては大変不本意なことだと思います、申し訳ありませんでした。


そして、その後、中之島公園のバラ園へ

お天気も良くて、美しいバラを満喫しました。

一度イングリッシュローズも育ててみたいと思っていて、バラ園にあったアンブリッジローズに心惹かれました。

色も美しく香りも素晴らしく来年は買うかも?



(今年、篠宮バラ園から届いたギィドゥモーパッサンは、もうすぐ咲きそう♪)


本日の歩数は、16038歩、良く歩きました。





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