fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

映画〈別れる決心〉簡単な感想

2023-03-31 10:11:24 | 映画

今日は、水曜日に見た映画〈別れる決心〉の簡単な感想を書きます。

一言でいえばサスペンス系ロマンス

(あらすじ)

生真面目な刑事ヘジュン(パク・ヘイル)は、ある男性が山で転落死した事件を捜査することになる。

取り調べを進める中、彼は被害者の妻ソレ(タン・ウェイ)に疑念を抱くようになるが、謎めいた彼女に惹(ひ)かれる気持ちを抑えることができずにいた。

一方のソレもまた、ヘジュンに特別な感情を抱く。

以下(感想)

タイトルと評判に惹かれて鑑賞しましたが

この映画の監督が、映画通の皆さんの間では評判の高い〈オールドボーイ〉の監督だとは知りませんでした。

正直〈オールドボーイ〉は何がいいのか私にはさっぱり分からなかった難解というのかそう言う類の映画だったので

見始めてあー、という感じでした。

ストーリーの運びやカメラワークが独特

でしたが、オールドボーイよりは見やすく、監督が表現したかった大体の輪郭は把握できたつもりです。

被害者の妻ソレの美貌に惑わされて判断がくるってしまう刑事ヘジュン

事件に向き合うために何度も何度も二人で会っているうちに

刑事と被疑者という関係を結ぶうちに共依存に陥る二人

その関係であるが故に惹かれあうストックホルム症候群のような愛

 

と書けば面白そうなのですが

コミカルの一歩手前のような演出方法が私には微妙。

もっと真っすぐに描いて欲しい、という感じ。

それにしてもこの監督の世界観を端的に表すことが出来た俳優さんたち、、その演技力が本当に素晴らしかったです。

 

現代の映画らしくスマートフォンが小道具としてうまく使われていたことも印象に残りました。

録音機能、GPS、翻訳アプリ(ソレは中国人なので韓国語が下手、自分の心の真実を言いたいときはこれを使っていました)

Siriを使うおばあさんが出てきたりなどなど

現代作品にはスマートフォンは欠かせませんね。

〈ラストコーション〉のタンウェイは謎めいた美女役がぴったり

刑事役のパクへイルもすっきりして魅力的でした。

「愛に溺れて崩壊してしまった」と、つぶやくところが印象的。

 

PS.

ストックホルム症候群とは精神医学用語のひとつで、誘拐や監禁などによって拘束下にある被害者が、加害者と時間や場所を共有することによって、
加害者に好意や共感、信頼や結束の感情まで抱くようになる現象のこと。
1973年のスウェーデンの首都ストックホルムで、この言葉が生まれるきっかけとなった事件が起きました。(ネットのコピペ)
 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年のお嫁さんへの誕生日プ... | トップ | また夙川公園でお花見 »
最新の画像もっと見る