辻村深月さんの〈凍りのクジラ〉をやっと読み終えました。
(あらすじ)
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。
高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。
戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。
そして同じ頃に始まった不思議な警告。
皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(コピペです)
つまらないというわけでもないけれど面白いというわけでもない
読むのに時間がかかってしまいました。
お話は、ドラえもんがポケットから出す道具に因んで進んでいく
と言う部分もドラえもんになじみがないので、あまり共感できませんでした。
しかし、辻村さんが描く人物は存在感がすごくて
架空ではあるのにこの世界に実存している人のような気がして
その人たちを心配したり安堵したりしている自分がいました。
立て続けに辻村さんを4冊読んだので、この辺りで違う作家さんの本を読むことにしました。
メルカリで買った〈アイネクライネナハトムジーク〉伊坂幸太郎さんの本です。
しばらくクラシック音楽に因んだミステリーでも読もうかと思っています。
〈さよならドビュッシー〉を書いた中山七里さんが
〈いつまでもショパン〉〈おやすみラフマニノフ〉など
それ系のミステリーを書いていらっしゃるようなので、またメルカリで買うつもりです。
さて、ノーベル文学賞などはあまり興味がないのですが(難しそうだから)
今年受賞されたアニー.エルノーさんの作品に〈シンプルな情熱〉と言うタイトルの本があって
お!どこかで聞いたことあるタイトル!
と思ったら、昨年だったかそれを映画化されたものを見ました。
不倫にのめり込む大学教授(女性)の人生の一幕を描いた映画です。
これは作家さんの実体験だそうですが
相手役がバレエダンサーのセルゲイ.ポルーニンと言うことで観に行きました。
評価は☆☆☆.7くらいでしたか。
恋にのめり込むって若い頃は憧れましたが
今では「疲れそう、、、」と思ってしまう(^-^;
残念だなー。
シンプルな情熱の感想はこちら