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ベーカーテクノサービス

インストアーベーカリーと飲食スペース、

2018-05-15 07:17:48 | Weblog
上野駅ホーム、
横須賀港、

スーパーは、その担当者は、売り場の広さ、棚の高さ、照明、床材などには能書きを垂れ、売れる売り場作りだの、お客様の回遊のし易さだのお客様本位を口には出す。しかし、実際どれだけお客様を大切にしているのか、甚だ疑問である。

価格を打ち出すスーパーは概ね商品が悪い。惣菜など油ずけの天ぷら、油を吸わせるだけ吸わせた衣で、これなら素揚げの方がよっぽどマシだと思う。売上が悪いのか、照明を落とす、ただでさえ黒ずんだマグロがカツオ節に見える。これじゃお客様が離れるでしょ。

最もバカにしているのは、飲食スペースで、テーブルと椅子がただ置いてあるだけ。テーブルが汚れても、床にゴミが落ちても、誰も近寄らない。たまーに店長らしき人物がゴミを拾う程度。ベーカリーの厨房を見れば遊んでいるパートが居る。これはどこのスーパーも同じで、管理して居る部署が違うようで、目の前のテーブルさえ無関心。

店内、バイヤーが管理する部門、部門と部門の間の壁、一つの店内で部門が異なるともう無関心。一つの店内に会社が幾つも存在するような組織だから他の部門には関心を示さない。店長が口を出しにくい、店長でありながら口を出せない構造的欠陥が纏まりの無い店舗を作る。

飲食スペースがそのいい例で、無法地帯。高校生の溜まり場、給水設備の周りの汚さ、中国かと思うくらい汚い店もある。売り場作りには能書きを垂れるが、サービスには全く神経を使わない、素人集団、

飲食スペースをカフェにする事で、集客は増えるし、対流時間は長くなるし、店内食材で調理提案・メニュー提案はできるし、ベーカリーの客単価は自ずと上がるし、良いことばかりだが、商売の素人にはそれが見えないらしい。

スーパーが苦労する理由はそこにある。一方ドラッグストアーは医薬品の高利潤に支えられ、食品の価格を徹底的に叩くことが可能で、ドラッグストアーが今後生鮮を導入すれば、スーパーは淘汰の波に飲み込まれる。どう対抗するのか。お客様が見えていないアホどもにその回避策が作れるか、見ものである。

インストアーベーカリーに活気が無い、それは自らベーカリー部門の首を絞めていることが分かっていない。先ずは、お客様を大切にする組織作りをしなければ。商売とは?創業者の心意気を失っているのでは?  アホ集団でも考えなきゃ。