ベーカリーの売上改善、これまでパリ、ハワイ、国内では新規参入ベーカリーの売上改善に携わりました。
パリ、ハワイは某ベーカリーチェーンの海外子会社、パリでは爆弾テロ、チェルノブイリ原発の事故、ベルリンの壁崩壊と歴史的事件、事故に近くで体験することになりました。その他、イギリスの狂牛病もありました。
パリで4年、この時の経験が今大きな自信になっています。赴任前はいい加減な製法で、それも中種法でパンを作っていました。それもパンの本場、パリで、驚きです。こんなことをしていたから、売上が下降していたのですが、東京の本社からの指示で。だから、本体も今では全く売上が作れない、過去の遺物になってしまいました。JT よ、どうするつもりですか?
パリでは、天然酵母を起こし、製法を変え、商品を入れ替え、当初日本人シェフの焼くパンドカンパーニュなど食えない、と言っていたフランス人のお客様がポアラーヌより美味しいとまで言って下さる様になりました。ポアラーヌのパンより少しシットリとした食感にしただけですが、それが功を奏しました。
池上の店も、パリと同様、商品を総入れ替えするつもりでおります。配合、製法、工程の組み換え、従業員の技術とサービスの向上、かなり形になって表われ、客数増、客層の変化、客単価の上昇、このところ日に日に良くなっています。お客様の心を掴んだと満足の今日この頃です。