奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

「砂の道」を訪ねて

2025-01-08 20:09:36 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1394弾


大和郡山では大晦日に神社の参道に「砂の道」をつくる風習があります。まだ、一度も見たことがなかったので、今年こそは見ようと思って、31日に市内の神社に行ってみました。



場所は大和郡山市白土町にある白坂神社です。ネットを見ると午後2時ごろから「砂の道」を作ると書かれていたので、2時ごろに着くようにしました。先日、下見もしていたので、すぐに着くことができました。



鳥居にはこんなに長い注連縄が締められていました。



境内を見ると、何人かの方がまだ準備をしている様子です。何時から作るのかと尋ねてみると、4時ごろになるとの返事。ちょっと時間を間違いました。

2時間も待つわけにはいかないので、もう一か所別の神社に行ってみることにしました。今度は観音寺町の八幡神社です。



この神社は細い路地の先にあるのですが、路地を覗いてみると、確かに「砂の道」ができていました。



鳥居から路地の方角を見てみました。「砂の道」は神様の通り道だといいます。確かに参道の真ん中に道ができていました。



鳥居を過ぎると左に折れ曲がって拝殿にまっすぐ進んでいきます。



途中、分岐して手水舎の方にも行っています。神様も手を清めるのかしら。



拝殿の中も覗いてみました。本殿に向かって「砂の道」は続いていて、途中で両側に分岐していました。



もう一度、鳥居越しに路地の方角を見てみました。



途中、観音堂の方に分岐していました。観音堂には平安後期の木造十一面観音立像が安置されているそうです。



そして、最後はマンホールで止まっていました。あれっ、マンホールから出てこられるのかしら。



ついでに、近くの春日若宮神社にも行ってみました。ここも「砂の道」を作る神社として知られています。神社は野垣内町にあり、春日大社の摂社だそうです。行ってみると、まだ「砂の道」はできていませんでした。



これは拝殿です。





上に注連縄が締められているのですが、立派な伊勢エビが飾られていました。



これは本殿です。



そして、境内社です。



拝殿の中には多賀社と書かれた祠がありました。(翌一月一日に様子を見に来たのですが、「砂の道」はできていませんでした。やめてしまったのかもしれません)


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