奈良散策 第793弾
4月23日は早朝に佐保川土手を歩いた後、午前中にもう一度一眼レフを持ってゼニゴケの撮影に行きました。というのは、「コケの国のふしぎ図鑑」を見ていたら、胞子を出しているところの見事な写真が載っていたので、自分も撮ってみようと思ったからです。
家のすぐ近くにゼニゴケがいっぱい生えているところがあるので、そこで撮影することにしました。
破れ傘みたいなのが雌株。
こちらが雄株です。
マクロレンズを取り付けた一眼レフで雌株を撮ってみました。破れ傘みたいなのが雌器托だそうです。
こちらは若い雌株です。
雌器托の下に何か見えています。
ひっくり返して撮ってみました。破れたような跡がたくさん見えます。おそらくここから胞子のつまった蒴が出たのでしょう。ちょっと遅すぎました。
こちらは雄株です。傘のようなものが雄器托です。
「乾いた雄器托の表面に水を与えると精子が出てきて白く濁る」と書いてあったので、スプレーで水をかけてみました。濡れただけでした。
これは雄器托の裏側です。というわけで、この日の撮影は失敗の巻でした。
折角、マクロレンズを持って行ったので、虫も撮ってみました。これはヤサイゾウムシ。
これはたぶん、バラルリツツハムシではないかと思います。
それと、ナナホシテントウ。
アシナガバエだろうと思って、何の気になしに撮ったのですが、後で見てみるとずいぶん変わった格好をしています。それに不思議な翅脈です。こんな翅脈は見たことがありません。もう少しちゃんと撮ればよかった。
最後は前胸背板後縁に平行に溝が入っているので、カミナリハムシあたりだと思います。
ついでに朝の散歩のときに撮った写真の残りを出しておきます。
ミシシッピアカミミガメの親子。
朝の散歩のときはコンデジのNIKON P950しか持って行かないので、焦点距離1mのクローズアップレンズをつけて拡大しています。これはムナキルリハムシだと思うのですが、やはりここまで拡大するとぼやぼやになります。
これはカズノコグサ。
そして、オニノゲシ。
クローズアップレンズでどれだけ拡大できるか、キュウリグサの花で試してみました。大きくはなるのですが、やはりぼやぼやですね。
ゼニゴケは湿ったところにはどこでも生えています。私は金魚池周辺で見ていますが、もし大和郡山にお住まいならば、金魚池周辺を探してみられたらどうでしょう。
ゼニゴケに興味があり観察してみたいです。
ゼニゴケがみられるのは郡山のどのあたりか教えていただけますでしょうか?