奈良散策 第1020弾
12月17日は奈良最大のお祭りである春日若宮おん祭が開かれました。この日は朝8時に家を出て、午前中に初宮神社での田楽奉納を見た後、御旅所の準備の様子を見に行きました。
奈良県庁前の登大路(のぼりおおじ)園地はお渡り式という行列の出発地になっていて、ここには桟敷席が設けられています。因みに、座席数は220席で、11:50~13:00まで出発の様子を見ることができるようです。
登大路園地を通り過ぎて、一の鳥居のところにやってきました。
鳥居にはナギの木が飾られているようです。
鳥居を入ってすぐのところには「影向(ようごう)の松」があります。ここで、お奉行と頭屋児が見守る中で、お渡り式に参加した芸能団がそれぞれの芸能を披露する松の下式が行われます。
この両側にはやはり桟敷席があります。ここには170席が設けられています。
途中にあるのは流鏑馬の的を置くところ。
そして、この場所から参道に土が入れられていて、競馬が行われます。
御旅所に着きました。
いつもは中に入れないのですが、この日は中に入ることができて準備の様子を見ることができました。
奥に見えるのが若宮がお遷りになる行宮です。その手前は芝舞台になっていて、ここでさまざまな芸能が行われるのでしょう。
左右に鼉太鼓(だだいこ)があります。その準備をしているところでした。
上に金色の飾りをつけています。
右側の鼉太鼓にはこんな龍の模様がありました。
左側の鼉太鼓はまだ覆いがかけられていました。
見ていると、その覆いを取り外し始めました。
こちらには鳳凰の模様があります。
周囲にはお渡り式が終わった人々が座る場所がありました。
「
これは行宮です。
入り口はこんな竹で作られていました。
その前はやはり桟敷席になっていて、ここには160席があります。ここで、13:00からお渡り式の行列が御旅所に入る所が見ることができ、14:30から夜の22:30まではお旅所祭を見ることができます。お旅所祭では、神楽、東遊、田楽、細男、大和舞、舞楽などの芸能が夜遅くまで開かれるようです。
もう一度、鼉太鼓を撮りました。手前の方の鼉太鼓には金色の太陽の飾りがあり、奥の方は銀色の月の飾りがついていました。
行宮も撮りました。この後、お渡り式に用いる馬の様子を見に行ったのですが、それは次回に回します。
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