奈良散策 第718弾
2月6日に桜井市にある三輪坐恵比須神社に行きました。ちょうど、2月5日から7日までが「三輪の初えびす」で、6日が本えびすの日になっていました。本当は7日の「御湯の神事」を見たかったのですが、当日天気が悪そうだったので、前日に行ってしまいました。
大神神社の駐車場に車を止めて、三輪坐恵比須神社まで歩いていきました。行く途中の道です。
こんなポスターが出ていました。
「日本最初市場」の意味が分からなかったので、後で調べてみました。三輪坐恵比須神社のHPによると、三輪山の南麓の金屋という場所で、奈良時代以前に「海石榴市(つばいち)」という物々交換の市場が開かれていたそうです。「つばいち」は万葉集や枕草子にも登場するようです。ところが、初瀬川(今の大和川)が氾濫したため、926年に今の三輪の地に移されたそうです。その市場の守護神として祀られたのが三輪坐恵比須神社だということです。
歩いていると、三輪坐恵比須神社の裏口に着きました。
表通りには露店がいくつか出ていました。
表から見た鳥居です。
鳥居についていた提灯を拡大してみました。
こちらは拝殿です。結構、参拝客が多くて、人がいなくなるのを待って撮りました。三輪坐恵比須神社の御祭神は八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)ほか2柱で、八重事代主命は大物主大神の御子神だそうです。
拝殿の右側で笹を売っていました。小2,000円から売っていたのですが、今回はパスです。
中にはこんな太鼓が置いてありました。
福蓑、竹蓑、熊手、福俵などが売られていたのですが、どれも高いですね。
拝殿の左側は福引の場所です。
境内には大きな鯛が置かれていました。おそらく、5日の鯛引き行列のときに使ったのでしょう。5日はこのほかこの年の三輪素麺の標準価格を神様に奉告する初市相場奉告祭というのがあったようです。
これは境内にあった琴比羅神社。
そして、これは社務所。
最後は境内にあったケヤキの御神木です。
混んでいるかどうか心配だったのですが、そんなに混んでいなくてよかったです。この後、大神神社に行ったのですが、これについては後日報告します。
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