やらなきゃいけないことなんて。
本当はひとつもない。
生きることに必死なら。
不満を感じる暇もない。
反逆の中にさえ。
アナーキーの中にさえ。
穏やかな歓びがあるのだよ。
従順の幸せより俺は。
向かい風の歓びを選ぶ。
本当はひとつもない。
生きることに必死なら。
不満を感じる暇もない。
反逆の中にさえ。
アナーキーの中にさえ。
穏やかな歓びがあるのだよ。
従順の幸せより俺は。
向かい風の歓びを選ぶ。
沖縄基地問題や日米協定(秘密協定)を中心にして、戦後日本を分析している。
内容ももちろん衝撃的なのだが、それと同じく大事なのは、この本を書いた著者が、最近までまったくのノンポリで、社会問題や政治問題に関するコネや特別な情報は持っておらず、とにかく粘れば誰でも目にすることができる公開情報をもとにしてこれほどの分析をしている点である。
結論は、日本はいまだアメリカの占領状態にあり、とても独立国と呼べる状態ではないということ。そしてそれはアメリカが強く望んでそうなったのではなく、どちらかというと日本側(官僚、政府)が強く要望してそうなっていること。我々市民には占領状態であることをなるべく知られないように画策してきたこと。
なるほど。この本を読み終わった後で、最近の問題を見てみると、そうだったのかと合点がいくことが多い。
まずは知ることが大事だ。我々がどうするのか、どうしたいのかは知った上で考えないといけないから。日本とは中央官庁の代名詞ではない。各コミュニティが集合してかたちづくるものだ。