今夜、とっぴーを病院へ連れて行きました。
今の薬は6月に再発した時に良く効いた薬。
投薬3日目に効果が表れた実績があります。
臨床実験でも、ほとんどの場合、2回目の投薬までは効果が高いとされる薬なんです。
3回目は菌が耐性を持つので効かなくなる可能性大。
なので、なりとろも、お医者様も、現状貧血なとっぴーを見て困りました。
先生はこの薬で大丈夫だと思っていたらしく、
さてどうすればいいか・・・・と頭を悩ませてらっしゃいました。
この薬が効かないならガナゼックを危険と解った上で投与するか・・・。
あまりにひどい貧血なら、輸血をしなければならないとか・・・。
どちらも副作用で命を落とす可能性のある方法。
でも、それをしなければ助からないくらい、とっぴーは危ないのではないかと・・・。
とにかく血液検査で状況の把握をしようと言う事で、
とっぴーを預けました(採血と点滴)。
検査の結果が出て、少し意外な事が解りました。
・PCV(赤血球容積) 前回29.4→今回24.1 (正常値は35-55)
・PLT(血小板) 前回5.7→今回11.7 (正常値は20-50)
・T-BIL(総ビルビリン) 前回0.5→今回0.5 (正常値は0.1-0.5)
バベシア特有の貧血は少し進んでいたものの、
血小板が少し増えている・・・?
溶血(黄疸)を示す総ビルビリンも、ギリ正常値内で黄疸は見られない・・・。
先生曰く、薬は一応効いているのではないかとの事。
効いてなければ、数値がもっと悪くなっているでしょうから・・・。
なので、今のお薬に、プラス別の種類の抗生剤を増やしてみる…そうです。
その他にも、なりとろがネットで調べてきた薬を先生に話すと、
その意見も聞き入れて下さり、今の投薬が不調なら試してくださるとのこと。
とにかく、まだやれる事は有る!!
それが解っただけでも、今日は前進したと思います。
とっぴーはしんどそうだし、出来れば早く回復させてあげたいけど、
大阪ではほとんど症例の無い病気。
主治医の先生も初めて扱う病気(薬)だと言われていましたから、
手さぐりなのはしょうがないです。
「検索お化け」と化したなりとろは、
先生の初症例の対応にまで影響を与えた。
これもすべて、とっぴーを生かすため!
負けてたまるか。
死ぬ気になれば、何でも出来る!
がんばるぞ、とっぴー!