今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

金沢市内観光

2009-08-15 22:02:56 | Travel(国内編)
金沢と言ったら日本三大庭園「兼六園」に行かなくては!

でもその前に行きたいところ、じゃなく食べたいものがありました。
金沢でしか食べられないものではないようですが、金沢の企業が発案したもので、以前ローカル番組で取り上げていたのです。それが私たちが泊まっていたホテルから近い場所にあるデパートに出店しているというのです。

金沢以外にも横浜などにあるようですが、それだけのために行こうとは思わなかったので、今回すぐ近くにこれがあったことはラッキーでした。

何が食べたかったと言うと・・・。



「へるしいらぼ」の「溶けないソフトクリーム


見かけは普通の白いソフトクリームですが、おからが40%も配合されているそうです。
このソフトクリームを食べながら兼六園へ向かったのですが、確かに溶けません。10分くらいで食べ終わっちゃったけどそれまでの間に少し溶けたくらい。普通のソフトクリームだったらドロドロになるくらい外は暑かったのですが、これはすごいですね~ホントに溶けないんだもん。

ただ・・・お味のほうはやっぱり普通のソフトクリームではないのでそれなりの味です。カロリーも普通のソフトクリームの半分だというので納得です。

ソフトクリームを食べ終わる頃に兼六園へ到着。真弓坂口から入りました。



真弓坂口から入ると、すぐに「時雨亭」という喫茶スペースがあります。入ってみたかったのですが、まだお腹もいっぱいなので園内を廻ってからにします。

少し歩くと梅林があるのですが、この季節ですから梅が咲いているということはありません。2月末から3月末が見ごろだそうです。

兼六園の隣には、江戸幕府の雄藩として栄華を誇った前田家最後の輝きを放つ「成巽閣」があります。こちらは兼六園からも入ることができるのですが、今回は外から見るだけにしました。



小松弥助でお隣になった女性がこちらの見学を勧めてくれたのですが、旦那さんがあまり乗り気じゃなくてね・・・。

こちらは16メートルの高さがある根上松


雁行橋は保存用のため渡ることができません。


眺望台から見る金沢市内


こちらは唐崎松。冬の雪吊りが有名なのです。


兼六園内をのんびり歩いて、時雨亭へ行ってみると残念ながら私たちの前で提供されるお茶やお茶菓子がなくなったということで、時間より早いのですが閉店してしまいました

でも中を見学することができると言うので入ってみました。こんな広い畳のお部屋。



外をゆっくり眺めながらお茶したかったなあ・・・。



この後、ひがし茶屋街まで歩くので、桂坂口から出て兼六園を後にします。
この桂坂口を出るとすぐ「茶屋通り」と言われる通りにでます。


この通りは桜並木の通りで、いろんな茶店がならんでいます。桜の頃はすごいんだろうなあ。

そして目の前には金沢城が。


お城は遠くから眺めるだけにして、ひが茶屋街をめざして歩きます。

歩いていると、こんな建物に出会いました。


左側に停まっている赤い車、わかりますか?そう、消防車なんです。ということは、ここは消防署のようです\(◎o◎)/金沢の街にあわせて建てられているようです。

兼六園から15分ほど歩いたでしょうか。ひがし茶屋街へ到着です。お茶屋の通りはこんな感じ。


見学可能のお茶屋もあるのですが、結構混雑していたり、なんとなく入りにくくて見学はやめちゃいました。

こちらは箔座ひかり蔵というお店にある「黄金の蔵」の内部。


すごい金箔で目が痛かったです。

この日は旅行中で一番暑くてさすがに兼六園→ひがし茶屋町を歩くと喉が渇きました。
なのでこちらの「茶房・素心」で一息。



私は大人のかき氷「カシスオレンジ」を。


旦那さんのオーダーしたものがなかなか来ないのでとりあえず2人で食べました。私はとーってもおいしくいただいたのだけど、これ、「大人の」と言うだけあってアルコール入りなんです。飲めない旦那さんはアルコールセンサーが働いて「これ、お酒だよ~」と断念。私にはアルコールが全く感じないんですけどね

そうしているうちに旦那さんの黒蜜きなこ、白玉付きが運ばれてきました。


ちょっとボケてしまいましたが、純和風で黒蜜の味がとっても強いかき氷でした。

帰りはさすがに疲れたのでバスで中心まで戻ることに。金沢市内はバスがかなり整備されていて、観光客にとって使いやすく分かりやすいものでした。きっと地元の方にとっても使いやすいのではないかと思います。

この後は今日の晩御飯です。でもお昼に満足しちゃったからお店が決まりません。どうしよう・・・。


小松弥助のお寿司

2009-08-15 13:52:55 | Travel(国内編・グルメ)
以前旦那さんが購入したこの雑誌。


このトップに掲載されていたのが小松弥助というお寿司屋さん。


こちらは金沢市内のアパホテル金沢片町の1階にあります。


今回金沢へ旅行を決めた理由はこちらにお邪魔したかったから。
私はこの本をさらっとしか見ていないのですが、旦那さんは隅から隅まで熟読した様子。そんな旦那さんが決めたのでかなりすごいんだろうなあと思いました。
ただ、私もネットで調べてみたところとにかく予約が取れないというので、すぐに電話をしたところ、「カウンター席で13時であれば2人OK」とお返事をいただき、ホッとしたところです。

店内はカウンター12席(だと思う)テーブル席(8人くらいかなあ)のこじんまりとしたお店。
私たちは運がよく、カウンター席右から2番目・3番目の席に通されました。この席は寿司職人・森田一夫さんの繊細な技がよく見えます。

席にはかわいらしい箸袋。



こちらでは、まず1人前いただいて、その後に好きなものをオーダーできるということです。何が出てくるのか、ホントに楽しみ♪


まず最初に目が釘付けになったのはこちら。


赤イカ(剣先イカ)を3枚におろしているのです。そしてイカ素麺のように細く切ります。それをふわっと握ったシャリにゴマ・塩・スダチを少しかけて完成。

いただきま~す!



一口で食べるとあっという間になくなっちゃいます。トロでは「消えちゃった~」なんてことがあるけどイカもなくなるの?不思議です。

次はあぶりトロ


こちらのお寿司はネタに入れる包丁目が独特だそうで、本によると「あぶりトロは、縦一文字、あるいは鹿の子」だそうです。この包丁目は同じトロでも切る場所によって変えているそうです。
私たちがいただいたのは縦一文字のよう。

イカも溶けたけどこちらは更に上をいく速さで溶けました

甘エビは、尻尾がはじめから取ってあります。


タイ


初めて食べる梅貝(バイガイ)


コリコリっとしておいしい~。貝なんてホタテ以外食べることがほとんどなかったけど、すっごく美味しい貝です。

次はこちらのどんぶり。


「白山」というお名前が付いているそうです。この器は藤井憲之さんという方が作られた器。この器に出会って、この白山を思いついたそうです。

ご飯の上に海苔、数分浸したづけ、山芋、うにがのっています。うにはとても甘くてお上品。なんでしょうね、ボキャブラリーが少なくてごめんなさい。おいしいとしか言えません。

次は何かなあ~♪


巻物のようです。
私には巻いて手渡し。旦那さんには~。

森田さん一言「撮影用ね(笑)」この言葉に他のお客さんも思わず笑っていました。



この巻物、食べているとご飯とのりを通して手が温かくなります。穴子が熱々なのです。お寿司の穴子ってあんまり熱くないと思うのですが、こちらは焼いた穴子を巻くことできっと熱さが逃げなくて手に伝わるのでしょう。

これで1人前が終了。あとは好きなものを握っていただくのですが、森田さんがお勧めしてくれたのが「ヅケ」。



ヅケはあまり好きではないので今まで食べたことはありませんでした。なので、他との比較が全く出来ないのですが、おいしくいただいたきました。

それからどうしても食べたくなってしまってこちらも・・・。




とても大きな鮑です
私たちには甘めのたれでしたが、お隣にいらしていた常連さんの女性(東京から通ってるそうです)にはお塩でした。どうやら特別みたいです。

森田さんはネギトロも勧めてくれたのですが、ネギトロは食べる気がしませんでした。マグロの中落ちだろうなあと思ったので。
ところがお隣に座っていた女性が「食べた方がいいよ、ここのは他と全然違うから」と話してくれました。

その女性がネギトロをオーダーします。すると、トロを大きめにたたいて白髪ねぎを混ぜまた少したたきます。トロの形が残っている状態で巻いて手渡ししてくれます。
その様子を見たお客さんたち、一斉にネギトロをオーダー。もちろん私たちもです(^_^;)

私たちが最後にオーダーしたのですが、森田さんは「待ってろよ、今すぐだからな~」と気遣ってくれます。

でも手元を見ているだけで楽しいので全然平気。
そして出てきたのがこちらです。


上からも下からもネギトロが出てきちゃってお皿に落ちます。その落ちたトロだけ食べてもおいしい!その名の通りトロ~っと溶けちゃいます。
そして、ゆっくり味わおうと思ってもあっという間になくなってしまいます

楽しかったランチもこれでお終い。名残惜しいけどそろそろ帰ります。
こちらのお店、決して安くはありません。電話で予約したときに大体の目安を聞いたときに「やっぱり安くはないな」と思いました。でも、これだけのお寿司に、森田さんの粋なトークに心遣い、だってお客の名前をしっかり覚えてくれるんですよ。そして、「今握ってるからな、ちょっと待ってな」と声を掛けてくださって。店内にいるお客1人1人に対する気遣いが凄いと思いました。

今回、お酒は飲まずお寿司だけで15000円弱。納得のお値段です。

この日、同じ時間帯に来店していた他のお客様は、ほとんど私たちと同じ年代の方。森田さんもそのことには当然気づいていて、お話の中で「最近若い人が増えた」とおっしゃっていました。そして隣にいた女性も「若い人にもっと来てもらって広めて欲しい」と。

日本のレストランって写真不可のところもあるのですが、小松弥助さんは「上手に撮ってくれよ~」と撮影を認めてくれています。なので、ブログでたくさん画像をのせることができました。

なかなか簡単に行ける場所ではないのですが、金沢方面に旅行する予定の方には、ぜひ行って欲しいお店です。





月うさぎの里

2009-08-15 11:31:05 | Travel(国内編)
金沢に移動する前にちょっと行ってみたいところがありました。

「月うさぎの里」というところです。とある旅行会社ではこう紹介されています。

「現代彫刻家である籔内佐斗司氏の木彫作品を展示するギャラリー(料金:600円)やレストランが立ち並び、敷地内のあちこちで遊ぶ50羽のうさぎとふれ合える。広場の丘にはウサギの掘った隠し通路や隠れ家の三角屋根も。


私はうさぎに触りたくてどうしても行きたかったのです。

こちらは入場料が無料無料でうさぎが触れるっていいじゃないですか~

入るとすぐにたくさんのうさぎがお出迎えしてくれます。お出迎えというか自由に遊んでます。






餌やおやつをかって与えることもできます。



餌とおやつは200円。200円でかなり楽しませていただきました。

およそ1時間くらい楽しんでうさぎたちとお別れ。

ちょっと寂しいけど、道路沿いでこんな動物に出会いました。




石川県内で結構見かけました。旦那さんはうさぎとか狸もいたかもって言っています。ちょっと楽しい♪

それからこんなものにも。


石屋さんのようですが、インパクトありあり~

さ、間もなく今日の目的地金沢市へ到着です。
今日の最大の目的はお昼ご飯。どんなご飯でしょう~?


山代温泉・多々見のお食事

2009-08-15 11:12:39 | Travel(国内編・グルメ)
こちらのお夕食は季節の創作加賀料理『sabroso』
料亭で修行を積んだ若手料理長による料理は、目でも舌でも楽しめると評判。
ずらりと並んだ旅館料理は卒業したい・・・
そんな方にも支持されているというお料理。

HPでこの紹介文を見たときにどんな料理が出てくるのかなあと楽しみでした。

食前酒の梅酒と共に運ばれてきたのは前菜「夏の旬菜美味盛」


加賀野菜「金時草(きんじそう)」の白和え・コーン豆腐・鱧落とし梅酢和え・丸十レモン煮(さつまいも)・タコ黄身酢掛けの6種類。

左上の金時草は初めて食べたのですが、とてもおいしいです。モロヘイヤほどではないけど、少し粘りがあって歯ごたえがあります。

このお皿は目で見ても楽しいお皿でした。

こちらは向付。日本海の磯の香り 三種盛りです。

甘エビ、とーってもあま~い(*^_^*)

真ん中にカエルがいるんですよ~かわいいですよ、このカエル。
もったいないけど、食べちゃった

このお料理にはやっぱりお酒が欲しくなっちゃいます。

と言うわけで利き酒三種


名前、メモしてくるの忘れちゃった・・・

こちらは別オーダー鮑のお造り。通常料金の半額だったのでオーダーしちゃいました♪



小さい鮑でしたが、お値段もお値段だし納得。歯ごたえもあっておいしかったです。


次は御凌ぎ・枝豆の冷製スープ、焚合せ・夏野菜ゼリー寄せ。


ゼリー寄せの中身は冬瓜、山芋、カボチャ、人参。

焼物・太刀魚ポテトサラダ焼き

とっても洋風で旅館の食事とは思えません。

独肴・キス香草フライと穴子東寺揚げ、自家製タルタルソース。


「東寺揚げ」って初めてなのですが、湯葉で巻いてありました。すごくパリパリしていて、おいしい。
タルタルソースは好んで食べることはないのですが、ワサビ入りというのでいただいてみました。さっぱりしていて、食べやすかったです。

温物・夏大根と豚角煮陶板。


ご飯は石川県産こしひかり。留椀はじゅんさいのおすまし。デザートはマンゴープリンでした。


豚の角煮は、ご飯にピッタリ。絶対合うと思っていたので最後まで火をつけずに残していたら仲居さんも「正解ですよ、残しておいて」と。

デザートはタイ帰りの私たちにはちょっとなあ・・・と思いましたが、今の流行なんだなと実感しました。

こちらのお夕食は、確かに旅館のお料理っぽくないものもあり、好みじゃない方もいると思いますが、楽しいお食事でした。

お食事の後、山代温泉で毎晩行われていると言うお祭りに行ってみました。
あいにくの雨でちょっと大変でしたが、懐かしい輪投げや射的、そして九谷焼の絵付けなども行われていて、多くのお客さんで賑わっていました。
こちらは絵付け教室の様子。


ただ、笑っちゃったのがこれ。


これってどうかしら・・・

その横のテントでは抽選会が行われています。お部屋にお祭りの案内があり、それを持っていくと抽選できます。私たちは残念ながらハズレでして・・・。「うまい棒」をもらって帰りました。

朝は早く目が覚めたので温泉へ。旦那さんは爆睡しています。もったいないなあ、朝の温泉って気持ちいいのに。

こちらは女湯です。


左の丸いお風呂は信楽焼だそうです。こちらは女湯のみで、男湯にはないそうです。申し訳ありません、男性の皆様m(__)m



温泉から戻ると朝食です。





このサラダは、金時草のうどん。昨夜いただいた白和えは紫色なのに、うどんになると緑。不思議です。


はたはたの干物。はたはたと言えば秋田なのですが、このあたりでも獲れるそうです。


朝からしっかりいただきました。

多々見さんは、旅館のようですが、その前はホテルだったようです。建物は古いのですが内部はリフォームしているようなのでそんなに古いとは思いません。

私たちは12000円ほどの料金で貸切風呂1時間付き(通常3000円)、朝夕食共にお部屋食でこの内容だったので文句なんてありません。
それに、宿泊までがとてもマメなのです。
ネットで予約した翌日にはお電話をいただき、こちらの質問に答えてくれました。
この地域の観光パンフレットも無料で送ってくれるというのでお願いしたところ、なかなか届かなかったのですが、何度もメールで「届きましたか?」と確認をいただき、結局家には届かなかったのですが郵便トラブルだろうということで、再度送ってくださいました。バンコク旅行の直前だったので実家に送っていただけるかお願いしたところ、速達で送ってくださいました。

担当仲居さんのさちこさんも、とっても良い方でたくさんお話をしましたが、楽しい時間を提供してくれました。

というわけで満足して山代温泉を後にした私たち。

この後はちょっと寄り道をして金沢へ向かいます。