今年のGWは2泊3日で栃木県へ行ってきました。
初日は大谷資料館へ。
「おおたに」じゃないですよ「おおや」です。「大谷石」の資料館です。
とは言っても「大谷資料館」じゃ間違えられても仕方がないですね。「大谷石資料館」にすればよかったのでは?ねー。
大谷資料館とは、大谷石採掘の歴史に関する資料館で2018年に日本遺産に認定されています。
ここでは大谷の地質をはじめ、採掘場跡や採掘方法、搬出方法などを時代を追って見ることができるんです。
石の展示とか採掘の歴史とかそういう資料を展示しているのかと思うかもしれませんが、いやいや全然ちがうんですよ。
なんですか、この空間?地下神殿?
これを手掘りだったり途中で機械が入ったそうですけど人が掘ったんですか?
このようにして掘っていたなんて。
地下30メートルにはこんなすごい世界が広がっていました。
大谷資料館はロケ地としても人気だそうです。
映画のことはあまり知らない私でも、古いものだと薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」とか仲村トオルの「新宿純愛物語」など、最近のだと「飛んで埼玉」の撮影が行われたそうです。他にもドラマやCM、ミュージックビデオなどの撮影で使われたりしていて、一部の写真も飾られているものがありますのでご興味のある方はそういう楽しみ方もできるかなと思います。
また、気温が低いのでワインの貯蔵にも使われているそうで、なんとふるさと納税の返礼品にここで熟成された赤ワインがあるそうです。
ちょっと興味ありますね~。
そうそう、假屋崎省吾さんの作品もありました。
地下神殿を出ると「資料館」という名前の通りの採掘道具や当時の記録、歴史解説などの展示がしてある「資料館」がありました。
そこで見たものがこちら。
皆さんご存じの大谷選手。
どうしてこの盾がここにあるのか不思議です。
私、ちょっとうろ覚えなんですけど思い出したことがあって。
テレビで「大谷資料館」を「おおたに資料館」と間違えた方がたくさんいるってニュースを見た記憶が。
この盾の周りにはなんの説明も書かれてなかったのでスタッフさんに聞いてみたところ、そういう間違える方がたくさんいて、お客さんも増えたとのこと。
この盾は偽物?いえいえ本物だそうです。
どのようにして手に入れたかはハッキリしたことは聞けませんでしたが、どうやら資料館のトップの方が頑張ったらしいです。
大谷資料館の周りには採石の跡がたくさん残っていてそちらを見学することも可能です。
詳しくはこちらの「日本遺産 地下迷宮の秘密を探る旅」をご覧ください。
地下神殿の気温は8度ほどでとても寒かったのですが、外に出るとかなり暖かくなっていて、ついこちらを食べてしまいました。
日光にある松月氷室さんの天然氷で作ったとちおとめソースのかき氷。
せっかく日光近くに行くのだから食べられたらいいな~なんて思ってはいたけど、まさかここでいただけるとは思いませんでした~。
天然水で2週間をかけてじーっくりと凍らせた氷で作るかき氷はふわふわ。そして優しいキーンとしない美味しい美味しいかき氷でした。
大谷資料館を訪れる際は、気温が低いですから羽織るものをお持ちくださいね。季節にも寄るかもしれませんが私たちが訪れた日は春物のコートだと寒かったです。ダウン着ている方がうらやましかったほどでした。