我が家が転勤前に住んでいたのは分譲マンション。
転勤になると、ここをどうするか悩みました。
ありがたいことに会社が社宅として借り上げてくれますが、会社以外の賃貸業者に貸すより
家賃は半分になってしまいます。
これは大きなデメリットなんですけど、最終的に社宅としました。
理由としては、
1.戻ってきたときにすぐ入居できる。
2.家賃収入の確定申告をしてもらえる。
3.借り手がすぐついた。
1.マニラから戻ることになったとき、会社以外に貸してしまうとすぐ入れるとは
思えません。1年ごとに契約するとしても、契約のタイミングで帰国になるとは
限りません。それに期限があると借り手もつきにくいと聞きました。
2.確定申告って自分で作れます。だけど、管財人が必要なんです。
誰かに、と言ってもこういうことを引き受けてくれるのって、税理士さんとかに
なりますから、結局お金がかかります。
いくらかかるかわからないのと、知ってる税理士さんもいないので、自分たちが
留守の間に任せる不安もあります。
会社だと分譲マンション、一軒家を社宅として借り上げているので、管財人の心配は
いりません。安心して任せられます。
3.借り手については、結婚した人とか駐在帰りの人とタイミングがあえばすぐ決まるけど、
そうじゃなければ簡単ではないと。
だけど、月に1度の窓開けやマンションの点検などは立ち会ってくれるというので、
会社にお願いした矢先、「借りれませんか?」と旦那さんの後輩君から打診がありました。
うちはラッキーでした。
貸し出すにあたって、いろいろ書いたり、提出するものがあったりしたけど、会社だから
間違っていてもすぐ連絡がくるし、基本的なことは旦那さんがやってくれるから楽です。
先日、前に住んでいた市から「管財人の任命をしてください」と署名、捺印が必要な書類が同封されていました。
管財人って、会社の人じゃないの?
担当者の連絡先はわかるので、問い合わせると巡り巡って、
「会社の任命している管財人はあくまで家賃収入の確定申告に対しての管財人で、
市役所からのものは、固定資産税の管財人です」とのご回答。
そういうことか~と納得して市役所に電話。
管財人と言っても、うちは固定資産税を銀行引き落としにしているので、きちんと
残高があれば管財人に迷惑をかけることはなくて、あくまで、書類の送り先として
ほしいということでした。
なので、実家の母に頼んだところ、数日後、
こういう書類が送られてきました。
私も母も初めて見ましたよ。
前回の駐在とは全然違う今回の駐在。
2月の確定申告時には、控えが送られてくるだろうから、また見たことがない
書類があるんだろうな~。