ななとフィリピンへ渡るためには、狂犬病の抗体検査が必要です。
ワンちゃんは毎年義務だから抗体検査もすぐなのでしょうけど、猫ちゃんの場合は
一度もしたことがないので、2回の接種が必要です。
1回目と2回目の間は30日以上の間隔を開けなければなりません。
我が家は旦那さんが出発した後、私は実家に帰るので病院も変わります。
狂犬病だけじゃなく、通常のおしっこ検査なども5月中にしたくて、とにかく急いだんです。
4月のGW前に血清は検査機関に届けたいと。
そしたら私・・・やっちまったんです。
1回目と2回目の間隔が29日しかなかった・・・。
そして書類の住所は今後のことも考えて実家にしていたんです、電話番号も。
送付先は現在の住所にしていたのですが、電話番号を書き忘れたんですね。
そしたら、不備のことが実家の留守電に入っておりまして・・・。
しかし、電話の意味が良くわからなかった母は録音はそのままにしていてくれて、
帰省した時に聞いて愕然としました。
電話番号書き忘れたけど、病院の電話番号は書いてあるんだから、そっちに電話してくれたら
いいのに~。
折り返しがなかったらもう一度電話するとか、そういう事してくれないんですね。
GW中、連絡がつくわけもなく明けてから電話をすると、
「2年以内に帰国しなければ大丈夫」
そっか、2年以内の帰国は予定してない我が家。
だけど、もしもの時に帰国することになったら?
「空港で180日の拘束」
え?180日って半年????
それは困ります。
どうしたらよいか聞くと、
「2回目の注射から30日開けてもう1本打ってください、その1週間後以降に血清を送ってください」と。
やりますよ、ななにはホントに申し訳ないけど3回目の注射をして、1週間後に血清を送付しました。
無事に狂犬病の抗体検査はクリアしました。
私、この検査機関に「このスケジュールで送ります」って電話して話してるんですけどね。
だけど、カレンダーを見ながら話しているわけじゃないのでしょうから1日足りないことに気づかないわけで。
じゃあ病院は?
1年に1回あるかどうかの患者の海外輸出。見落とすこともあるでしょう。
病院を責めることはできません。
飼い主がちゃんと調べて飼い主がきちんとしないと。
それから、「急がば回れ」って私にピッタリの言葉だなと思います。
余裕をもって日数は確保しなくちゃならないし、落ち着け私って思いました。
ななには無駄なワクチン1本、採血をさせてしまって申し訳ないことしました。