東北の旅2日目のお宿は作並温泉の鷹泉閣岩松旅館。
仙台の奥座敷として知られる作並温泉の元湯として寛政八年に建てられた宿。
伊達家のお殿様に認められたり、頼朝が藤原氏討伐のため東北に来た時にここの温泉のおかげで
癒されたとか。(詳しくはHPを)
岩松旅館は、写真の通り大きな旅館です。
ロビーも広く、子供たちが遊べる部屋もあります。
なので宿泊プランも複数あるのですが、予約する時点では1つしかなくて。
食事がバイキングというのはあんまり・・・朝はいいけど夜はできれば避けたかったのですが、
それしか残っておらず。
ほかのお宿も考えましたが、どうしてもここのお風呂に入りたかったの諦めました。
お部屋。
和室と寝室なので広いし楽ですね。荷物広げてもそのままにしておけます。
お風呂にもっていくためのバスケットにタオルなどがすでにセットされていました。
お風呂は自然湧出掛け流し。
男女一箇所ずつの大浴場「不二の湯」
女性専用の香華の湯は広瀬川の清流と一体感あふれる天然温泉。
どうして女性専用なのかというと、4つの浴槽からなる天然岩風呂があるのですが、
こちらは混浴なのです。19:30~21:00までと翌朝5:30~7:00ま女性のみの利用になりますが、
ほとんどの時間は入れませんので女性専用のお風呂があると思われます。
岩風呂と香華の湯に行くためにはこの階段を下ります。
天然岩風呂は4か所あります。
私は夜と早朝2回入りましたけど、よかったですよ~。
見えないのですが画像の奥のほうにも1つお風呂があって、ここは秘湯感もあり楽しめました。
ただ、夜はコンタクトを外してしまって裸眼で行ってしまったので足元がよく見えず怖かったです。
天然岩風呂なので足元が不安定になりますので視力の悪い方、十分お気を付けください。
食事は先ほども書きましたがバイキング。
仙台の七夕祭りで屋台巡りをするように配置されていて、宮城・山形の食材にこだわったバイキング。
私たちのプランにはバイキングとは別に3品の焼き物から1品選べるという特典があり、
私は山形牛、
旦那さんはアワビの姿焼きを選びました。
アワビ、写真を撮り忘れ・・・。
こちらのバイキングは一般的に誰でも楽しめるお料理のほかに、仙台名物牛タンや
山菜のてんぷら、宮城県版芋煮と山形県版の芋煮の食べ比べができたり、
いかにも東北という漬物がたくさんありました。
漬物だけでご飯がいくらでも食べられます。
ご飯も、確か夜は山形産で朝は宮城産だったような・・・。
芋煮ですが、私は宮城版のみ。旦那さんはどちらも食べてみて結局宮城版がいいと。
そりゃそうですよ、私が作るのは宮城版ですから慣れてしまっているわけで。
両県の違いはお肉です。
山形はご存じの方も多いと思いますが牛肉を使ったしょうゆベースです。
宮城は豚肉を使ったみそベース(豚汁ともいうか)。
山形のほうが具はシンプルで牛肉・里芋・こんにゃく・長ネギくらい(地域によって異なります)
宮城のほうは具だくさんで豚肉・里芋のほかは豚汁に入れるような野菜、根菜類がたくさん
入ります(こちらも地域によって異なります)
作並温泉は仙台市にありますが、山形県天童市がとても近いでので、どちらのお料理も
食べられるのは良いと思います。
朝食は和食洋食どちらありましたが、これを見たらご飯を食べないわけにはいきません。
この後のことを考えて食べ過ぎないように気を付けるのが大変でした。
岩松旅館は大きな旅館でお風呂に行くのにちょっと遠いな~と思いましたが、
とても良いお湯でした。
初日の仙峡閣と泉質はちょっと似てるのかな。温泉には全然詳しくないので適当なことしか
書けないのだけど、似ているけど岩松さんのほうが少しつるっとしてるかな。
3日間温泉に入ったおかげか、帰ってきてから数日肌がつるつるしていました。
東北の旅も最終日を迎え、あとは帰るだけなんですけど帰る前にいろいろ寄ります