仙峡閣を出た後に向かったのはここ。
大内宿です。
江戸時代の町並みを今に残す宿場「大内宿」。
「下野街道」と呼ばれた会津と日光を結ぶ街道の両脇に茅葺き屋根の民家が並び、
江戸へ向かう大名や旅人の宿駅として重要な役割を果たしていたそうです。
30軒以上の茅葺き屋根の民家が並ぶ様子は極めて珍しく、観光客が多く訪れています。
歩き始めるとお出汁のいい香りがしてきます。
テレビでよく見るのは長ネギでお蕎麦を食べるという「ねぎそば」。
ねぎそばって1軒のお店が出しているのかと思ったらそうではなく、複数のお店で出していました。
だからあんなにお出汁のいい香りがしていたのね~。
テレビでよく見るお店は、開店前から多くの方が待っていて整理券の配布を待っているようですが、
他のお店は早朝から営業されているようで、すでにお客さんが朝食にねぎそばを食べているようでした。
私たちは仙峡閣でしっかり朝ごはんを食べてきたので今回は食べませんでした。
とても素敵な大内宿。
ゆっくり散歩したいのですが、とにかく寒い。
朝9時なのでまあ仕方がないのですが、まさかこんなに寒いとは想像しなくて。
マフラーとかストールとか持ってくればよかったです。
そんな寒い大内宿で出会ったのはこちらのねこちゃん。
あめちゃんという猫ちゃんです。
こちらのお土産屋さんの猫ちゃんかと思ったら違うそうで、お向かいのお土産屋さんの猫ちゃんだそうです。
日課になっているのがこちらのお土産屋さんと遊ぶこと。
あめちゃんは、雨が降った日に大内宿に来たからあめちゃんだそうです。
「来た」というのは違いますね、どうやら捨てられたようです。
ここに現れたあめちゃんは、人懐っこい猫ちゃんでこのお土産屋さんで飼いたかったそうですが、
先住猫ちゃんとの相性がよくなかったそうで断念するしかなかったそうです。
そんなときにお向かいのお土産屋さんのお兄さんが「飼う」と決断。
今は大内宿でみんなに可愛がられて暮らしているそうです。
あめちゃんと相性のよくなかった猫ちゃんは、黒猫ちゃん。
残念ながら姿を見ることはできませんでしたが、この猫ちゃんは以前放送された「岩合光昭の世界ねこ歩き」に出演しました。
きれいな黒猫ちゃんなんですよね。
飼い主さん「この時間は寝てるのよ」と。うちもそうです9時なんて寝てることのほうが多いですもの。
たくさんお話をしてくださった黒猫ちゃんの飼い主さん(本家美濃屋さん)ありがとうございました。
寒い大内宿で私を呼んだのはこのお酒たち。
「大内宿 三澤屋」さんの「雪中百姫」。
雪中百姫は、三澤屋の深井戸からくみ上げた地下水を使用し、醸造元の花春酒造(会津若松市)で純米大吟醸として
仕上げます。
作りたての香りを封印したままにまろやかさを追求し大内宿の山中『雪の中』で1月から100日間寝かせ、
その後に冷凍庫に床替をし、清々と育てます。まろやか美の探求です。
毎年寝かしてきた日本酒は今年で13年目を迎えたそうです。最初に寝かした酒は「長女」と名付けられ
今は今年寝かせた十三女まであります。
可能な限り試飲させていただきました。
オリジナル、これもおいしいんです。オリジナルで十分じゃないの~と思ったのですが、
試飲したお酒、味が全然違います。
どれを飲んだか、味の特徴とか詳しく説明してくださったのですが、うろ覚えなので書けませーん。
他にも、甘酒や梅酒など試飲させていただき、梅酒を買ってきました。
大内宿を後にし向かった、というか戻りましたよ芦ノ牧温泉に。
戻らないと若松市内に行けないのでね。
で、その途中に立ち寄ったのが・・・建物を撮影するの忘れちゃったんですけど、目的はこちらの方々。
なに?かと言いますと、会津鉄道芦ノ牧温泉の駅長さんたちに会いに行きました。
初代駅長のばず駅長は虹の橋を渡られていて、二代目駅長はらぶちゃん。
今現在、らぶ駅長とさくらアテンダントさんが交代で勤務されています。
私達が到着した時間はらぶ駅長の勤務時間。
どうやら電車が到着するらしく、外に出てきてくれていたので会うことができました。
写真?写真は基本的に撮影禁止です。
ばず駅長が過去にフラッシュで目を痛めたらしく写真は禁止になりました。
でも、到着した電車の中からならOKだそうです。ガラス越しで距離もあるからのようです。
その時到着した電車がこちら。
こちらの電車は会津鉄道「お座トロ展望列車」。
会津線を最大限に楽しむためのイベント列車だそうです。ちょっと乗ってみたいな~と思うんですよね。
会津は東京から遠くないし、次はお座トロ使おうかな。
らぶ駅長はこの列車のお迎え、お見送りをしていました。
こちらはバズ駅長のお墓。
多くのファンの方からのお花がきれいに飾られています。
駅舎の中にあるスタッフさんのお部屋には、らぶ駅長たちがのんびり過ごせるようにケージやベッド、爪とぎなどなど
多くの猫用品があり、お仕事のないときにはここでのんびりしているんだな~と想像。
私たちは触れませんでしたが、スタッフさんに連れられて駅舎の周りを散歩しているときなど触っても良いそうです。
多くの方に大事にされている芦ノ牧温泉駅の猫たち。
簡単には会いに行けませんが、TVerで見ることができますよ。
福島中央テレビで放送されている「にゃん旅鉄道」。こちらを見ることができるのでご覧くださいませ~。
40秒ほどの放送なのであっという間なんですけどね。
まだ会津も途中なのですが一度アップします。ななが呼んでるので。