3月18日からの体調不良はすっかり良くなっております。
病院のお墨付きもいただきました。
というのは、マニラには「日本人会診療所」がありまして、そこに日本人の先生が
いらっしゃいます。
私はお世話になったことがなかったのですが、旦那さんは3か月に1度は必ず行きますし、
それ以外にも咳が止まらないとか(マイコプラズマが流行った時がありました)行っています。
私がアメーバになった後に、旦那さんが診察に行くことになったので、検査結果を持って行ってもらいました。
私のかかった「アメーバ原虫」は、先生がおっしゃるには「アメーバ赤痢」だと。
日本人会診療所では、薬を7日~10日飲み切った後、2,3日経ってから再度便検査をして、
アメーバがいなければ完治、いたら継続治療をしているそうです。
これを聞いた後も、セントルークスの消化器内科は休診していて、もうここはあてにはならないと判断。
日本人会で検査をしてもらう事にしました。
あ、最近私も知ったのですが、セントルークス(に限らないみたいですけど)病院というのは、
一見、大きな総合病院なのですが、システムはセントルークスという大きな箱に、小さいクリニックが
たくさん入っている状況だそうです。
なので、先生はセントルークスにテナント料を支払い、場所を借りている感じ。
診察料は先生に渡るらしい。
だから休みたいときに休むんだよねえ・・・。
そりゃあ、救急が激混みするわけだ。
ちなみに、私が2月22日に出した検査結果、「ください」と言っていますが今だにもらえてません。
「準備ができたら連絡します」と言われましたけど・・・休診が続いているのか忘れているのか。
もういいですわ、日本人会で検査しましたから。
私が飲んだ薬の処方箋と便を持って診療所へ行ったのが2月29日。
結果がこちら。
ネガティブなので、大丈夫でした。
診療所の先生はとても丁寧で、この病気の事をしっかり教えてくださいました。
「Entamoebacoli」と言っても、これは「アメーバ赤痢」。
子供がいれば親がいるし、検査でたまたま採取したところに卵がいただけで、
他のところを採取したら親がいる可能性が高い。
日本人会診療所での検査方法は、1度目の採取で「ネガティブ」だったとしても、
提出した便から5か所は採取するそうです。
それでも、2,3日後にまた下痢が始まる方もいるそうですから、なかなかしつこい病気のようです。
それと、処方箋を見た先生が「この先生のお考えがきっとあると思うけど、アメーバ赤痢でこの薬は
出さないですよ。この薬で完治する方はあまりいません」と。
あ・・・そうなんだ。
セントルークスの先生は「これでダメならもっと強い薬(赤痢の薬)」と言われていたのですが、
結局検査結果も出なければ再診予約も取れてませんから、不信感しかありません。
それと「たまたまこの薬が効いたらしく、治ったようなのでよかったですね」と。
私の腸内、結構強いのかしら?善玉菌たくさんいる?長年飲んでるあれのおかげ???などいろいろ考えましたよ。
アメーバ赤痢は抗体ができるものではないそうなので、一度かかったからもうかからない、ということではなく、
何度もかかるそうです。
それと、火に弱いので原因としては生で食べる物、お刺身とか生野菜とかそういうものかな。
お水も確かに可能性はありますが、便が原因の病気だそうで、人を介してかかるもののようです。
フィリピン人には、手をしっかり洗う習慣がなく、トイレに行ってそのまま食材を触ることも0では
ないそう。
もちろん、気を付けるよう指導はしていると思いますが、ごまかす可能性もあります。
注意すると言っても、こればかりは注意できませんので(お店を選ぶということくらいしかね)、
難しいですけど、今度アメーバのような症状が出たら即日本人会診療所に行きます。
検査結果も20分くらいで出るんだもん。
今回、結果としてお友達のお世話になる事はありませんでしたが、事後報告すると「言ってくれたら
いいのに~」と言ってくれたお友達ばかりでした。
「近いんだからおかゆ作って持って行ったのに」とか。
発症した日がコーディングで日本人会には行けなかったと言うと「言ってくれたらよかったのに」と。
今度からコーディングにひっかかったら、お友達に相談します。
それ以外の事も甘えることにします。
お友達からはホントにありがたいお言葉をたくさんいただきました。
気が付いたらマニラに来て半年が過ぎました。
この短い間に、たくさんお友達ができ、心配してくれるお友達もできました。
幸せですね、良いお友達に恵まれましたm(__)m