ランチの後、お友達とお出かけしたのはこちら。
竹橋駅近くの国立近代美術館で開催されていた
作品すべてが重要文化財というのは史上初だそうです。
私は美術について詳しくないしそんなに興味はないです。
パリに行った時でさえルーブルの前には行くけど中には入りませんでした。今となってはもったいないこと
したんですけどね。
お友達にこの展覧会に誘われてHPを見たときに、上のチケットにある「鮭」(ほんとに鮭というタイトルだった)
を見て、この作品が重要文化財?とちょっと不思議に思いまして「行きたい!」と思ったんです。
とはいえ、何にも知らない私と知識のあるお友達とではなかなか絵画を見るペースが違うし、申し訳ないことを
しちゃいました。
素人の私がすごいなって思ったのは横山大観「生々流転」
全長40mもある作品なので全貌を見られる機会は年に1度ほどだそうです。
展覧会が開催された初日に関東大震災が起こったそうで、巻き取って保存するのは大変なこと
だったと思います。
この貴重な作品を見ることができてよかったです。
それにしてもどうやって描いたんだろうなあ、40mも。
こちらの展覧会は5月14日まで。あとわずかですのでお早めに。
この展覧会を見たあとに向かったのは学習院大学。
特別展「学習院制服事始」が学習院大学の資料館にて無料で公開されています。
日本で最初に学校制服を採用したのは学習院だそうで学習院が所蔵する制服を見てきました。
よくこんなにきれいな状態で保存されていたなと思います。白い服はどうしても黄色くなってしまうので
これは致し方ないことですが。
制服と同時に公開されていたのがこちら。
敬宮愛子さまのボンボニエールが見たかったんです。
とっても素敵なボンボニエールを見るという貴重な機会に恵まれました。
お友達も喜んでくれて誘ってよかったです。
アンケートに答えるとポストカードのプレゼントがありました。
この翌日、1人で行ったのはこちら。
上野の西洋美術館で6月11日まで開催中です。
フランス北西部、大西洋に突き出た半島を核とするブルターニュ地方は、古来より特異な歴史文化を紡いできました。
断崖の連なる海岸や岩が覆う荒野、内陸部の深い森をはじめとする豊かな自然、各地に残された古代の巨石遺構や
中近世のキリスト教モニュメント、そしてケルト系言語たる「ブルトン語」を話す人々の素朴で信心深い生活様式 −
このフランスの内なる「異郷」は、ロマン主義の時代を迎えると芸術家たちの注目を集め、
美術の領域でも新たな画題を求める者たちがブルターニュを目指したそう。
同じ景色や人を描いたと言われる作品でも、作者が違えば表現方法が違うので別のものになっていて、
展示会で近くで並んでいるのを見ると(説明書きがありました)「こんなに違うんだ」とこの年になって
知りました。
美術は大嫌いで関わりたくなかったんですけど、人生無駄にしたなと思います。
わからなくてもあの時もっと美術作品を見ていたら、ちょっと違ったかもなと今更ながら思います。
また帰省のタイミングで見たいなと思う展覧会があるといいな。