ＮＹ7日目④ ナイトセッションは日付超え。

この旅最後のテニスは、ナイトセッション第2試合。

外は暗いけど、デイセッションの試合終わりで帰る方や、今からくる方が

まだまだたくさん。

 

この日、なんとナダルの対戦相手は日本のダニエル太郎。

タロー！

叫んでいたら前にいたアメリカ人が「友達？」と聞いてきました(笑)

この方、「ダニエル」が言いやすかったのかしら？太郎のプレーを気に入ってくれたのか？

それともナダルの試合を長く見たいからか（これかなたぶん）。

試合中、すごーく素晴らしい発音で何度も名前を呼んでくれました。

 

ナダル登場。

 

2回戦ですから、太郎のような若くてランキングの低い選手と当たることは

普通にあります。

ここで太郎が負けるのはわかっていますが、ほんとにいい機会。失うものなんてなにも

ないのだから今できることを必死でやるしかありません。

 

さあ、試合開始。

頑張れ太郎！

 

第1セット、まさかの太郎が取りました。

もう私の周りの人たちもビックリだけど、大歓声。

お隣の女性もビックリした顔だけど、笑顔。何か言っていたけど、聞き取れませんでした。

 

太郎がセットを取ったことでテンション上がっちゃいました。

そのまま空を見上げたら月がでていました。

 

第2セットからはやっぱりナダル。

目が覚めました。

ナダルだね、やっぱり。

着替えをする頃はもうナダルペース。

 

日付が変わるまでの試合になりましたが、３－１でナダルの勝利です。

 

私たち、8時にはホテルを出なくちゃならないのだけど、最終日に日付が変わるまでここに

いるとは思いませんでした。

５日間通い続けたフラッシング・メドウとお別れです。

寂しい気持ちがあるのですが、６時半には起きないといけない私たち。

帰ったら荷物のパッキングをしなくちゃ。

着いたらきっと２時過ぎちゃってるから、寝るのは３時かなあ。

 

思い出に浸る前に帰ります。