厚岸を後にして車を走らせます。
目指すは霧多布岬。
名前に「霧」と付く通り、霧の多いところです。
ここへ向かう前の琵琶瀬展望台がこんな状態。
何も見えません(T_T)
霧が晴れる気配もなし。
車を更に進めて目的地、霧多布岬へ。
こちらは湯沸岬灯台。
霧・・・。
そしてまた
霧の中を歩きます。
なんも見えない。
ちなみにあまりの寒さに、一応持っていったユニクロの薄いダウン着用中。
8月にお世話になるとは思いませんでした。
ああ・・・何も見えなかった・・・。
こういうものでしょうか?
「またおいで」ってことかな?
次は落石岬を目指します。
その途中、ついに野生動物か?
と思ったらネコでした。
お馬さんもいたし、
牛さんもいました。
牧場とかたくさんあるから、牛や馬はたくさん出会えます。
野生動物ですよ、まだ出会っていないのは。
運転を旦那くんに任せて私はひたすら出会いを求めます。
そんなとき現れたのがこちら!
鳥?タンチョウか???
この時はタンチョウかどうか自信がありませんでした。だって1羽だったし。
だけど、その後、
ツガイ発見
これはタンチョウでしょう、やっぱり\(^o^)/
ホントに出会えるんですね、タンチョウに。
そして出会えるときには出会えるんです。
鹿ですよ、シカ~!!
角が立派です。3頭ほどいました。
テンション上がりっぱなしです私
そして落石岬なんですが、車で行けるところまで行って、およそ30分歩きます。
ちょっと距離がありそうなんですが、行けるところまで行こうと思って歩くと、
こんな案内図。
←落石岬はわかります。
ただ後ろの木の柱。
この写真では見えないのですが、灯台のマークがあって、それがまっすぐと
左と両方なんです。
これってどちらから行くべき?
というわけで、行くのをやめました。
だって、ゴールが霧で全く見えないから、どのくらい歩くのかわからなくて。
それに寒くて寒くて・・・。
断念しました。
せっかくタンチョウやシカに出会えたけど、テンション一気に下がりました。
そして今日の最終目的地納沙布岬に到着です。
この時点で17時半近く。
寒いし霧だし、もういやん
霧で何も見えないし暗くなってきたし。もうお宿のチェックイン時間迫ってるし(過ぎると
思って電話はしたけどさ)。
もう行こうよ~と思っていると、とあるライダーの男性が超笑顔で走ってきます。
私たちの後ろで写真を撮っていたライダーがいたので、そのお友達かな?と
思っていたら、我が家の旦那くんが
「おお?ええーなになに~!!」
なになにはこっちの台詞ですよ、旦那くん何よ、何?
なんと会社の同僚くんでした\(◎o◎)/!
旦那くんと同じフロアにいる同僚くん。
だけど、休み前にどこかに出掛けるとかそういう話はしなかったそう。
同僚くんは同期くんと7人で北海道をツーリングしているとのこと。
この時は、他の同期くんたちは単独行動していて、納沙布岬で待ち合わせしていて、
会社の方は同僚くんともう1人、他部署の方の2人だけ。
まさかこんなところで、日本の最東端で会うなんて!
もっとキレイな格好の時に会いたかった・・・。
休み明け、会社でこの話が出たのは言うまでもありません。
同僚くんは最終的には千歳に戻るというので、道中、会社の皆さんと気をつけて
楽しんでと話してお別れしました。
走っていたら5台のバイクとすれちがいました。
おそらくこの5人でしょう、残りの会社の方々。
さ、今日のお宿と晩御飯に向かいます。
同僚の方とお会いになったんですか?
まさに奇遇ですねぇ。
こういう事ってあるんですねぇ。
私の友人も、地下鉄に乗っていたら六本木で
高校の同級生が乗ってきたそうです。
それも今は宮崎に住んでる人ですよ。
旦那様と同じく
「ぇえ~?お前なんでここで乗ってくるの???」
だったそうですよ。
お天気ばかりはどうしようもないですね。
一年分の霧を見たと思いましょう?
丹頂にエゾ鹿ですか?
やっぱり北海道ですねぇ
道路が単調に続くのも思い出しました。
あの頃は「ここは外国?」と思ったくらいです。
「カニ族」は今は死語でしょう。
当時の列車は通路が狭かったのか?リュックを担ぐと
まっすぐに歩けなかったので、横になって歩く様から
そう呼ばれていたんですよ。
今の学生と違って貧乏旅行で、ほとんどユースホステル
での宿泊でしたから。
メール、送信いたしましたので、よろしくお願いします。
羽田ではもしかしたら誰かに会うかも?なんて
思ったけど、それはありませんでしたから、
この旅で知り合いに合うなんて想像もしてません
でした。
たま~に、まれ~にスゴイ偶然ってありますよね。
想像もしないところで、思いもしない人と会えちゃう
こと。
面白いなあって思います。
夫にもお友達にも「野生動物には会えるよ」とは
言われていましたが、まあホントに会う時には
会うんですね。
道路のあちこちに「野生動物注意」みたいな
標識は見かけたのですが、会うまではホント
なの?という思いでしたが、その通りでした。
カニ族、そういうことでしたか。
リュックまでは想像できたけど、まっすぐ歩けない
からとは。
その時代は、それはそれで楽しかっただろう
なあと思います。
ユースホステルは、夫が北海道を何周か
したときによく利用していたようで、1度だけ、
一緒に宿泊したことがあります。
他の宿泊客やオーナーさんと結構話をした
記憶が。
この間、何かのテレビで大和田獏さんが、
若い頃に行ったユースホステルを訪れていまし
たが、その頃と変わらないスタイルだったようで
した。
夫も泊まったことがあるようで、懐かしがって
いましたね。
アドレスありがとうございます。
送りますね。
霧はまだまだ続きます。