Una bella macchina

2台のイタリアンGTの出来事。それからファミリーの面白日記も書いていきます。

BBQの後は変則ダブルヘッダー(執念のLancistaの巻)

2008年07月29日 23時40分58秒 | 多忙な諸々日記
 さて、BBQの当日はそれでお終いではありませんでした。中伊豆からUターンして今度は関内の開港記念会館へ行ったのです。

新・西家鼎談」に出席してきました。この会は今回で2回目の出席です。席を見渡すとあれ・・・、知人の方が何名か出席されているようで、軽く会釈する。自分でも結構人脈が多岐にわたってきたなぁと、我ながら感心する次第。して今回のテーマはLanciaについてがメインです。(テーマってLanciaThemaの事ではありませんよ)2部構成で最初は「LANCIAアウレリアGTのレストア」が演題だ。

 で・・・、このLanciaAureliaGT(B20)っていうクルマのレストア奮闘記です。GTっていう呼び名はこのクルマから。我がMaseratiの3500GTよりも数年前である。日本にどのくらい存在するのでしょうか。確かこのモデルのクルマは鎌倉でも見たことある・・。オーナーさん曰く、エンジンをばらして各部の再研磨や、調整から足回りを始めあらゆる箇所に手を入れたそうです。足かけ約2年の歳月。パーツは国産品で代用したモノもあるそうですが、純正品を手に入れるのが一番大変だったそうです。もちろん本国イタリアへメールやFAXで問い合わせなど等。

結局最後はTorinoにまで行かれたそうです。それもな・・ななんと奇遇にもRYUが行った4月29日と同じ日に訪伊して9日間ぐらい。(本業は何とか都合付けたらしい)Lancia車のパーツネットワークであるCAVALITTOへパーツの実物を手に交渉したそうである。手に入るまで日本に帰らないという意気込みで行かれたそうだ。そうした汗と涙の努力の結晶はお陰で現在では新車のような状態になったそうだ。(走行距離1,000km)
なるほどと感心した次第です。拍手!