今年のゴールデンウィークは仕事と休みが交互に混じっている。今日(5日)は一日雨の休日・・・。暇つぶしに雑誌を読み続けた・・。これが結構面白かった。題して「PANTERA」という今月発売された特集雑誌。「Maseratiフリークが何でパンテーラなの?」って思うかもしれないが、パンテーラを産み出したのはご存じアレッサンドロ・デ・トマソ。この雑誌はそのアレッサンドロの生涯とパンテーラの誕生から生産終了と会社を清算するまでが書かれているのだ。私はパンテーラというクルマ自体が好きで読んでいたわけではないのだが、(パンテーラファンの皆様御免なさい)それにまつわるアレッサンドロの生涯についていろいろ書かれているから、もちろんMaseratiのことも登場するので、ついつい最後まで目を通してしまった・・。
なるほど・・・、アレッサンドロこそが偉大なるMaseratiフリークであると・・・。
実に内容(過去に掲載されたモノを集めた)は濃いのであるが、圧巻はアレッサンドロが脳溢血に倒れ、再起のリハビリ中に受けたインタビュー記事だ。
「私はマセラティを信じていました・・・。」
「・・・・マセラティのために、モデナ、モデネーゼのために・・」
アレッサンドロの眼から涙がこぼれていた。
これは下手な人間ドラマよりよっぽど感動するアレッサンドロの栄光と挫折の生涯だ。デトマソがテーマの本ですが、実はむしろMaseratiフリーク向けの必読書です。
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なるほど・・・、アレッサンドロこそが偉大なるMaseratiフリークであると・・・。
実に内容(過去に掲載されたモノを集めた)は濃いのであるが、圧巻はアレッサンドロが脳溢血に倒れ、再起のリハビリ中に受けたインタビュー記事だ。
「私はマセラティを信じていました・・・。」
「・・・・マセラティのために、モデナ、モデネーゼのために・・」
アレッサンドロの眼から涙がこぼれていた。
これは下手な人間ドラマよりよっぽど感動するアレッサンドロの栄光と挫折の生涯だ。デトマソがテーマの本ですが、実はむしろMaseratiフリーク向けの必読書です。
深いですねぇ~~
モトグッチ、ベネリも抱え込んでいたんですよね。
当時は「変なモデルを作る」と、業界での評価は低かったけど、危機的だったモトグッチ、ベネリが現在も存在しえるのも氏のおかげなんでしょうね。
フリークと同時にナショナリズムの強い方だったのでしょうか?
この雑誌は知りませんでしたが。。。
氏の ↑ の言葉。
我々Maseratiフリークは誰もが知ってる、そして忘れる事の出来ない言葉ですよね。
モンテゼーモロくんも...そんな気持ちだったのだろうか?
こんにちは。
結構深く掘りすぎました~。
こんにちは。
そのとおりですね
その他にインノチェンティも買いましたから。
いろいろ抱え込みましたけど、思うにモデナで働く労働者のために身を費やしたのでしょう。
危機的だったモトグッチ、ベネリも働く人いましたからね・・。
>フリークと同時にナショナリズムの強い方だったのでしょうか?
そうそう・・、アレッサンドロの親父さんって政治家で社会党の議員だったそうだ。それからアルゼンチンにいた若い頃に政治活動していたのだが、仲間の一人はあの革命児ゲバラだったそうだ。だからそういう「弱気を助け強気を挫く」的な面もあったのでしょうね。
こんにちは。
DE TOMASOがあったからこそ今のMaseratiがある。
>モンテゼーモロくんも...そんな気持ちだったのだろうか?
そうでしょっ
多分、それは今のFiatのセルジオ・マルキオンネも同じですね。
A.デ・トマソ、奥さまのイザベル、息子のサンティアゴ、トム・チャーダ、G.パオロ・ダラーラ等の関係者多数へのインタビュー記事はとても読み応えがあって驚きました。
マセラティ、OSCA、デ・トマソ、ダラーラといったイタリアの自動車文化は互いに繋がってるんですね!勉強になりました。
おはようございます。
なかなか読みが応えあったでしょっ!
さまざまな人間模様、一期一会、
まさにBella Vita(美しい人生)。
内容は濃いですよね。イザベラ・サンチャゴ・トム・チャーダにダラーラ・・、今度イタリアへ行ったら、こんな「奥の細道」的な旅もしてみたいです。