会場 アイーナ 701
講師 ケア宮城 畑山 みさ子
こころの働きについて被災者を支援者をする側のこころのケアについてのべられていました。
聞き役が先行になり悲観にくれた思いや受け入れがたい相手方の現実を思う気持ちが重荷になりそれが連鎖し背負う事により共倒れしかねない事があるようです。
被災地の文化的ちがい、地域性を理解する。
支援者であるボランティアはその地域に対応した能力が求められると話されていました。
それはボランティアにくるのはよいが支援する側が健康をがいし足でまといになっては行けない事。
被災地の現状を思うばかり悲観にくれ嘆き泣きにくるばかりではかえって迷惑できて欲しくないときびしい言葉もありました。
被災地、被災者は震災当初から今もその現実に向き合い今も懸命に立ち向かっているのだから支援する側もそれ相応な覚悟を持つ必要を感じました。
ようはこころの二次災害じゃないけど被災地におもむきその悲惨さに茫然自失になり心身とも疲弊し訪れないボランティアがいると言うもあります。
被災者と良孝な関係築く
現状を認識し被災者の思いに立ち何が求められいるかを考えた行動をする。それは震災直後から少しづつ変化ありそれを見極めた対応が求められているようです。
そしてボランティアボランティアのこころ構え
生活環境をこわさないように人様を助けに行って家族関係はギクシャクするは仕事はままならないでは本末転倒になりかねません。 ようするに自己満足なボランティアオタク的な行動にならないように家族、職場などの理解の上で活動をするようにこころがける事が大切なようです。
支援を手分けし分担する。
これだけの災害には個人では到底立ち向かっては行けない事です。そして活動を継続するためには国を始め各団体の経済支援からボランティアをまとめる支援組織、現地におもむき活動をするボランティアとしての長い活動がしばらく続きそうです。
そのためには健康に気を使い過度に酒を飲むなたばこを吸うなと話されていました。
しかし被災地で最初に復興したのがパチンコ店や釜石などの飲んべい横丁などでは情けないとも話されていました。
今日の研修は被災者の心を支えるためにの冊子を元に行われこの冊子を何れくるであろう災害にそなえ次の世代に伝えて欲しいとも話されていました。
最後に人を思うこころを養うために傾聴の講習になりました。
それは傾聴の練習になり二人一組になり互いに最近の話題を話し相手方は東京に行きパンダを見た他愛ない話を俺は岩手山に登った健気な話をしました。
これは元になるのはどんな些細な内容であっても懸命に互いに相手の話を聞く気持ちが思いやりを養う事に繋がっていくからになります。
まとめ
震災から間もなく2年半をむかえます。復興にはほど遠い現状があり被災地の県民としてやるせない面も持ち合わせています。
同じ県内でも風化はさけられずに当面は被災地の現状を伝えながらボランティアをして行く事になります。