保護したミズナギドリ!獣医師に預け、適切な処置がされて近くの野鳥公園で放たれて飛んでいった。 良かった!
見つけた時に 何の鳥かと?水かきが見えたので安易にカモメだと、体がグレーポイので幼鳥と思った。獣医にミズナギドリだと聞いた時にはにわかに信じ難かったが図鑑で一緒に確認して納得。琵琶湖にもミズナギドリが来ているとは?!琵琶湖でのミズナギドリの確認はそう多くないようだ。
で、調べてみたら、保護した鳥は迷い鳥の可能性が高い。日本海のミズナギドリ成鳥は今年生まれた幼鳥をとりの残したままは南下を始める。一月ほど遅れて体が絞られた幼鳥は本能で南を目指す。その時に毎年途中で迷い鳥になって落下するらしい。11月の中頃に多いそうだ。今日は10月27日でその南下が始まった当たり出し、昨日の北風に乗ってやってきたのだろう。
ミズナギドリは陸地から飛び立つことができない。若狭湾の冠島はオオミズナギドリの繁殖地で島ごと国の天然記念物に指定されている。木に登ってから飛び立つ。水面からは飛び立てるようだ。
見つけた時に飛び立たなかったのは怪我をしているからではなく、地面から飛び立てなかったこと、回りに木が無かった事が理由だろう。
このミズナギドリが無事に太平洋に出て、仲間の群れに合流できますように!