湖国一の水の神
御澤神社
東近江市平木町に鎮座
聖徳太子が灌仏会をここ蒲生野で行われた折、荒撫地を開かれ 水源の池を穿ち給い田畑をご造成されたときに神を祀られたのが御澤神社であり
八大龍王が祀られている
石の鳥居がいくつか連なり
正面の鳥居の脚には龍神が絡み付く
ご神水には頻繁に汲みに来る人がある
十三重の石塔
境内には三つの池があり
白水池には先日訪ねた
龍王寺の白水の池と繋がっているとの伝えが
三和姫と小野時兼との悲しい恋話
時兼が三和姫から貰った玉手箱を開けると中から釣鐘が出てきた
龍鐘と言われるこの釣鐘は
重要文化財のあの釣鐘です
泉式部が
暮れにきし告ぐるぞ待たで降り晴るる雪の野寺の入逢の鐘
と詠んでいます
この歌を詠んだ坂を歌坂と言い
時兼が平木の沢へ三和姫に思慕の一念で通った坂を女坂と呼ばれています
雪野山を歩いた時に寄りました
雪野山は龍王山とも呼ばれて
蒲生野の南西の際にある鏡山もまた龍王山と呼ばれ
竜王町の謂われになっています
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