早朝、寒くて目が覚め、これ以上寝ていられなくなる。
テント内13.4℃、 外気 何と 6.7℃。 流石に冷えている訳だ。
夜露と結露でテントはビショビショ。 このまま撤収なら大変だ。
まだ暗い内に朝食を済ませ、明るくなった5時に、剱岳へ向けて出発。
飲み水と昼食、念の為、雨具のみ持参する。
雷鳥坂を1時間ほど掛けて登り、剱御前小舎へ到着。
ここから剱御前を経由で行こうかと思っていたが、先で崩落の為、通行止めに。
中道からくろゆりのコルを経由して一服剱、前剱へ。
ここからが、正念場の岩登り。 クサリ場では順番待ちの渋滞で10分以上待たされる。
キャンプ場から3時間50分。剱岳頂上へ。
ここは3年前、早月尾根より日帰り登山した懐かしいところ。
頂上は人・人・人、で溢れている。 韓国語、中国語が、やたら聞こえる。
素晴らしい眺望だが、後立山連邦の峰々の頂部には雲が掛かり残念。
昼食には早いので、25分ほど休憩後、下山へ。
下りのクサリ場・ハシゴ場でも渋滞の順番待ち。
じっと待っていると、吹き上げる風でシャツ1枚では肌寒い。
帰りは剣山荘に寄り、ここで昼食休憩25分。
休憩中、頻繁に富山県警のヘリが飛び交う。
聞くと、先ほどのクサリ場で、滑落事故があったようで、二名を収容しているとのこと。
このままテントへ戻っても早いので、明日周る予定だった別山に寄ってから帰ることに。
剱沢小屋・剱沢キャンプ場を経由、キャンプ場管理棟には、夏場は駐在所と診療所が開設されている。
剣山荘から1時間10分で別山へ登頂、北峰まで足を延ばす。 剱岳が美しい。
下山は真砂岳経由するか、雷鳥坂を下るか悩んだが、明日のことを考えて雷鳥坂から戻ることに。
14時前、テントへ戻る。本日の行動、9時間弱。
早速コーヒーで一服しながら周りの景色を眺め、高原リゾート気分を味わう。
日中は26℃前後、動くと暑いが爽やかな風が吹き気持ち良い。
今日も風呂代を節約、タオルで身体を拭き上げ、着替える。
ラジオもテレビもなく、話し相手もいないので、時間を持て余す。
2日目
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