「未来少年コナン」角川書店 アレグザンダー・ケイ
(「残された人々」岩崎書店 1974)
原題『大高潮(大津波)』The Incredible Tide 1970
無人島で5年間生き延びたコナンは、ドクター・マンスキーに連行されインダストリアへ。
権力によって滅んだ世界で、まだ権力に突き動かされる人間への嫌悪。
(権力の象徴たる物たちは、大津波に流されて消えてしまえ!)
コナンはこの世界のリーダーになるべく定められた者。
コナン 12歳から5年間無人島一人暮らし。オルメ(西方連邦)人
ティキィ コナンとラナの友達の鳥(アジサシ)
ラナ コミュニケーター、鳥と話し、他の生き物を通してものを見る。 (ナウシカっぽい)
ジムシイ ハイハーバーの少年 赤毛、そばかす、弓矢 ラナの生徒
オーロ ハイハーバーの野心的(なまけもの)青年
リンピイ オーロの子分
ブライアック・ロー ラナの祖父 天才科学者
パッチ=ブライアック・ロー
テリット パッチの部下 市民への昇進を狙っている
メイザル ブライアック・ローの娘 ラナのおば コミュニケーター
シャン ハイハーバーの医者で責任者 メイザルの夫
ダイス長官 インダストリア市民 悪役
ドクター・マンスキー インダストリア市民 女船医
レプコ インダストリア市民 太った大男
ハッゲル インダストリア市民
ハイハーバー ラナのいる島 インダストリアが支配しようと狙う。
インダストリア 繁栄を取り戻そうとする封建社会”新社会”
原作はどちらかと言えば『風の谷のナウシカ』に近いと感じる。
なぜ、今頃これを読んだかといえば、GYAOです。GYAOでコナンを見ちゃったんです。
いや、もうね、おっさんの妄想を誘うシーンがいっぱいです。
純粋に作品を見ることの出来なくなった自分が大好きです。
それぞれのキャラクターごとに、自分だったらどうするってリアルに考えちゃいます。(アニメも原作も)
いやぁ、自分って言うのは酷い人間だ。