児童書なのでおじさんは借りるのが恥ずかしかったよ。
- 「ライオンと魔女」 おお、映画はほぼ忠実に映像化しているんだな。「魔術師のおい」の次に好き。
- 「カスピアン王子のつのぶえ」 つまんない
- 「朝びらき丸東の海へ」 説教(宗教)くさくてつまんないけど、ユースチス・クラレンス・スクラブには親近感を感じる。
- 「銀のいす」 異世界の不思議な事物の解説表現の羅列にめまいがして、途中吐き気まで感じてしまう。この一冊だけは一気に読むことが出来なかった。
- 「馬と少年」 シャスタ(コル王子)中心で読みやすく面白かった。『今のボクは本当のボクじゃない』と云ういつの子供でも持っている希望を叶える話だ。この話は信じること(信仰)を失って大人になってしまうスーザン批判の伏線。
- 「魔術師のおい」 全ての答がここ(始まり)にあった。たんすの秘密。なぜこちらの人間がナルニアに呼ばれるのか。この話は大好きだ。「さいごの戦い」の次に好きだ。
- 「さいごの闘い」 始まりに起こった間違いに当事者が集まってけりをつける。過ちの償いは7つ(9つ)の命。天に召されたとするのか。
作品を読みながら、小学生の時に聖書を読んだ感覚を思い出す。
作品の目的は子供たちの意識(頭、魂)に神の住む領域を確保する事か。