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「中国行きのスロウ・ボート」村上春樹 1983中央公論社
1980~82年の短編7作品
- 「中国行きのスロウ・ボート」
- 中国人~
- ここは僕の場所ではない
- 「貧乏なおばさんの話」
- 張り付いた「貧乏なおばさん」
- 言葉=記号=人によって変る認識
- 「ニューヨーク炭鉱の悲劇」
- 台風の動物園を見に行く男から葬儀用の服一式を借りる
- 立て続けで5件の葬式
- 坑道で助けを待つ人たち(6人目?)
- 「カンガルー通信」
- クレームかどうかわからない手紙への個人的変質的粘着手紙とカセット
- 「午後の最後の芝生」
- 芝刈りの喜び?
- 「土の中の彼女の小さな犬」
- 雨
- ホテル
- 出合った女の話す「庭に埋めた犬と通帳」
- 「シドニーのグリーン・ストリート」
- 金ならある
- 趣味で探偵
- 羊男・羊博士
4と7でオーストラリアの表現に「あ~なるほど!」と感心した。
感想を言おうとすると、どう反応したらいいのかわからない面倒くささを感じるね。気に入ったとも気に入らないとも言えないし。
と本を持ち出しました。
この手の短編はだらーと寝転んで
ドーナツと珈琲、チーズクラッカーにソーダ水とか、
春樹ワールドなシチュエーションを整えて
読むと浸れます。(ウソ)
この中でのお気に入りは「カンガルー通信」です。
中学生の時に書いた封筒パンパンのラブレターを思い出して悶えてしまいました。
>この手の短編はだらーと寝転んで
>ドーナツと珈琲、チーズクラッカーにソーダ水とか、
>春樹ワールドなシチュエーションを整えて
>読むと浸れます。(ウソ)
私は本を読む時は正座して、背筋を伸ばして読みます(嘘
食べ物は絶対に近くに置きません。(本当
風呂に入りながら読むとか、本に書き込みをするなんて信じられません。(嘘
そんなわけで、春樹ワールドなシチュエーションとは、読み捨てや買い直しを勧める発行部数促進運動と解釈されます。