2014年05月07日（水） NHKニュース7
「遠まわりする雛」米澤穂信 2007角川書店
古典部シリーズ
短編集
2014年05月06日（火） NHKニュース7
「ボトルネック」米澤穂信 2006新潮社
自分が周りを改善させる可能性があったことを知り（見せつけられ）、
それができなかった自分に幻滅する。
ラスト、リョウは家へ帰るのか、帰らないのか。
母からのメールは、リョウをどちらへ押したのか。
「夏季限定トロピカルパフェ事件」米澤穂信 2006創元推理文庫
『ミステリーズ！』Vol.13/14＋書下ろし
高校二年生の夏休み、互恵関係解消！
また、一番食べたかったものが逃げるのかと思ったら、関係解消の場面でちゃんと食べていた。
・・・これって、論理だけで自分を必要ないと断じた小鳩くんへ小佐内さんからのカウンター（復讐）が生じそうだけど、それは『秋』か『冬』か？あるのか？ちょっと楽しみだが、『誤解が解けた』『理解しあえた』で恋愛関係のハッピーエンドになるのはごめんこうむりたい。
『秋』も楽しみだ。『冬』もあるよね？（解説でも言っていたけど）きっと。
『春』の方で「違和感を感じる」としていたが、『夏』では「違和感を覚えた」とある。他の作品でも気になったが、使い分けを意識しているのだろうか。それとも途中から改めたのだろうか。
2014年05月05日（月） NHKニュース7
「犬はどこだ」米澤穂信 2005東京創元社ミステリフロンティア
助けるつもりが・・・
放っておけば良かった！本当に！！！
犬はどこだというのは、犬を探すというよりは犬が必要になったという感じ。
おおお、これは、読み終わってからじわじわ来るね。怖いかも。
桐子さんの母親は知っていたかも。語られていないけれど、母親だけはね。そんな気がする。
もう、『絶対映画化しているよ！』と思ったのに、されてないみたい。日本映画界どうかしているぜ！
荻原浩の「ハードボイルド・エッグ」からの着想、逆パターンだよね？
人間相手の探偵をしたいのに動物8割というありそうな形の逆で、動物を相手にするつもりが人間に関わってしまうという。
米澤穂信さんは『オロロ畑』の方も作品中に出しているし、荻原浩さんのファンなのかお付き合いがあるのか。
終わり方も逆にしているのがいい。
「クドリャフカの順番 「十文字」事件」米澤穂信 2005角川書店
古典部シリーズ３『十文字』事件
（アニメ12～17話）
『氷菓』と『愚者のエンドロール』は文庫であったのに、なぜか四六版に昇格（？）
また、文章で読んだ方がわかりやすいと思った。
2014年05月04日（日） NHKニュース7
「春季限定いちごタルト事件」米澤穂信 2004創元推理文庫
諦念と儀礼的無関心を自分の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を（エピローグ243ページ）
なにやら中学生の時に失敗をやらかして懲りた二人が互恵関係を結んだが、その本性は抑えきれるものでなく。
2014年05月03日（土） NHKニュース7
2014年05月02日（金） NHKニュース7
「愚者のエンドロール」米澤穂信 2002角川文庫
（スニーカー文庫と角川文庫の違いが判らないぞ。調べないけど）
古典部シリーズ『女帝』事件
（『氷菓』に次ぐ2作目、アニメ8～11話）
作中にもあったが、個人的な理解のペースからすれば映像よりも文章の方がいい。
まさにその通りで、アニメでは理解度が浅かった。反芻するには録画をして何度も見直さなければならなかっただろう。
あとがきに「バークリーの『毒入りチョコレート事件』～どこまで本歌取りがなったものか～」なんて書いてあり、ミステリファンであれば読んでみようなんて思ったかもしれません。
2014年05月01日（木） NHKニュース7
