“飛鳥Ⅱ”の船籍港が横浜港のわけ
それは、“飛鳥Ⅱ”のオーナーである「郵船クルーズ」の本社所在地は
横浜市にある。横浜港の大桟橋改築が完成し2000年代に入り、
クルーズ客船の寄港数が増加基調に入った
しかし横浜港を“船籍港”とする客船が無くなって久しく、横浜港の
再活性化には港の象徴的存在となる横浜港船籍船が求められた
また横浜港と歴史的に繋がりの深い海運業界との関係深化も必要とされた
“飛鳥Ⅱ”の就航に当たり、当時の中田宏市長が自ら日本郵船に同船を
横浜籍とするよう依頼し、郵船側も「旧『飛鳥』の発着港の多くが横浜港であること」や、
「横浜港と日本郵船が歴史的にも深い繋がりを持つこと」等を理由にこれを受諾、
2005年10月5日に合意・発表に至ったのである・・・
8月16日(木)17時20分 大黒ふ頭にて撮影
ベイブリッジを通過する“飛鳥Ⅱ”