濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

本所吾妻橋 その2

2013年05月10日 | 浅草(三社祭)

昨日から快晴が続いている横浜
今朝は放射冷却か?朝のうちは霞んで遠くが見えなかったが、いまは視界も良く、
どこまでも青空が広がり、昨日以上に気温も高くなりそう!!今日も夏日間違いなし!

さて、これが「たたまれた雷門の大提灯」
それでも大きな御輿が通る時は殆ど隙間がない!その迫力は18日、19日の三社祭を
見れば“一目瞭然”

話は本所吾妻橋に戻るが、副会長に続いて町内会長へご挨拶
会長の家業は仕立屋さん。そのお客さんの大半は日本相撲協会の役員とお相撲さん
なかでも、有名なのは朝青龍が好んで着ている奇抜なマントも会長が仕立てたもの

早速、会長へ異動の報告をした。すると、
「サラリーマンは宮遣い。転勤は仕方ないよねエ~~9月の祭りには帰ってきてよ!」
そんな会話をしているとひとりのお相撲さんが来店してきた

貴乃花部屋の序二段・嵐望(らんぼー)
彼は現在40歳、若貴兄弟、曙、魁皇ら関取11人を輩出した88年春場所デビュー組
最後の現役力士。夏場所(5月12日初日)千秋楽に、都内で断髪式を行う予定だ

会長から「彼は優秀なので引退後は相撲協会の世話人になるんです」と、紹介された
で、世話人になれば背広が必要、そういうわけで会長のお店に採寸にきたという
身長は193センチ!身体も大きく、実際に会うとその迫力に圧倒される!!

ところで、この世話人とは、現役時代長く幕下や十両に在籍した力士が対象で、
年寄名跡を取得せず、引退後も相撲協会に残り雑務を担当する協会員のこと

主に相撲競技用具の運搬、管理や警備などを担当する。年寄名跡を取得せずに引退後も
相撲協会に残る役職として世話人の他に、本場所(主に前相撲、出世披露、表彰式)の
進行役などを務める若者頭があるが、こちらは原則として関取(十両以上)経験者が
採用される・・・・

挨拶を終えて帰り際、
会長の弟さんが「何もないけど、これ縁起物だから○○に持っていきなよ!!」
といって、立行司直筆の色紙、そして、いま売り出し中の「隠岐の海」直筆のサイン入り
手形をいただいてきた

本当にありがたい!!
たった僅かな時間で沢山の「元気」をいただいてきた!ただただ“感謝”

吾妻橋から横浜までの道中、再び、森下にあるカレーパン発祥の店「カトレア」に寄り道
元祖!カレーパンを大量に買って会社にスタッフにおすそわけ!!!

本所吾妻橋 その1

2013年05月10日 | 浅草(三社祭)

雷門の「大提灯」
来週、祭りが始まると、雷門にお神輿がくぐれるよう、短くたたまれてしまう!
たたまれた提灯は後ほど紹介する

さて、転勤を知らせなくてはいけない人は沢山いる
兎に角、仕事は別にして、何十年も祭りでお世話になっている方に義理は欠かせない
他からオイラの転勤を聞く前に自分の口から報告するのが掟(おきて)

なかでもスカイツリーのお膝元、吾妻橋2丁目町会とは縁が深く、牛嶋神社例大祭では
色川の担ぎ手約50名が20年以上にわたって祭りに加わっている
そのため、忙しい色川の大将の名代としてオイラが打合せをはじめ、窓口になってきた

まずは町会の副会長にご挨拶
副会長の家業は「竹屋さん」、竹屋さんといっても、竹を使ったフラワーアレンジメントは、
一流ホテルでのイベント、そして、雑誌のモデルさんの背景として欠かせないアイテム
また、竹細工でこしらえたスカイツリーは幾つものテレビで紹介されるほど有名だ

また、副会長は優しい人で、以前、オイラが博多に転勤中、仲間を連れ、何回も慰問に
来ていただいた。そして、今回の異動を報告、すると、

「へエ~、こんどは○○なの!?行くよ!遊びに!!」

余計なことは言わない。打てば響く!!こういうのを粋っていうんだろうね!!

三社祭

2013年05月10日 | 浅草(三社祭)

東京に初夏の訪れを告げる浅草の「三社祭」まであと1週間
昨日、東京・八丁堀で打合せがあり、少し足を延ばして雷門「色川」を訪ねた

色川は浅草、いや、東京を代表する鰻の老舗。創業は文久元年
現在の大将は6代目。最後の江戸っ子!!近い将来、絶滅危惧種に認定!?

「おう!元気か?あと1週間だな。しっかり頼むぞっ!!」
「大将、今日は報告があります!オイラ、6月から転勤で○○へ異動です・・」
「そうか、まア~外国じゃねーし、日本語が通じるんだろう?いいんじゃねエーか」

オイラにしてみれば期待通りの返事・・・嬉しいねエ~
「大変だね!」「いつまで?」とか、「どうして!?」「早く帰っておいでよ」
サラリーマンの宿命!こうした社交辞令は聞き飽きた・・・

「ところで、今日はどうすんだ?鰻食ってくか?」
「申し訳ありませんがお客さんがお昼をご馳走してくれました」
「珍しいね!腹いっぱいで鰻屋にくる奴はいねエ~よ。時間あんだろう?少し待ってな」

暫くして、
「これ持ってきな。うちの鰻は冷めても美味いから!来週待ってるぞっ!!」
色川の大将、そして女将さんにはお世話になりっぱなし、本当に感謝!
お土産をいただき、隅田川を渡って次の目的地「本所吾妻橋」へと向かった