とうかんや(十日夜)は、十三夜や十五夜に比べるとあまり馴染みがない行事であるが、
昔から続く五穀豊穣を祝う大切な伝統行事であり、新暦では毎年、月齢に関係なく、
11月10日と決まっている
この行事、主に東日本を中心に古くから伝わるもので、十五夜や十三夜の“仲間”と
思われがちであるが、月そのものとはあまり関連性はなく、稲の収穫を祝って餅を食べ、
稲刈り後の藁を束ねて地面を叩きながら唱え事をして地の神を喜ばす!というものだ
さて、今年、オイラのブログにでてきた「月」に関する復習をしてみよう!!
「十五夜」と「十三夜」とは、満月の別名である。その満月は年に12回ほど巡ってくる
なかでも、旧暦の8月15日の満月は、空が澄み渡って月がもっとも輝きを増すと云われ、
中秋の名月、つまり、「十五夜」として古くは平安時代から愛されてきた行事だ
そして十三夜は、十五夜の次(10月)にやってくる満月の夜のこと
十三夜も空気が澄んで月がはっきりと見える事から十五夜と並んで親しまれてきた
なお、十五夜も十三夜も、新暦では毎年日付が変わる
こうした伝統行事を大切に守りたいね!
昔はこうした行事を通じて神様との繋がりを祈願してきたが、これからは地域でこうした
行事を復活させることで「人と人との繋がり」を大事にしていきたいね!