日本の夏の風物詩といえば花火大会!!もちろん、甲子園も忘れちゃいけない!
さて、明け方は雷が鳴り響き、猛烈な雨が降っていたヨコハマ。各種警報もだされていたが、
その峠は越したようで、いまは雨もあがり、気象に関する警報もすべて解除された
この様子であれば、きょうの「神奈川新聞花火大会」は予定通り開催されると思う
ところで、記録上ではあるが、日本で初めて花火を観賞した人物は徳川家康と云われている
駿府城で、尾張、紀伊、水戸の御三家初代藩主とともにこれを見物したとある
このころの花火といえば、今のような打ち上げ花火ではなく、筒から火花が噴き出すタイプ
それも当時の技術からすればかなりショボいものだったに違いない
とはいえ、蒼々たる殿様たちが観賞されていた光景を想像するだけでワクワクしちゃう!
ところが、家康公より一足早く、その24年前に花火観賞していた人物いることが判明した
別の名を“独眼竜”として有名な伊達政宗である。正宗が花火を観賞したと云われるのが、
天正17年(1589年)7月とされている
いづれにしても、古代中国で火薬の基本となる硝石が発見されたのが紀元前3世紀ごろ
正宗や家康が花火観賞に至るまで、実に、2千年の月日が経過していたことになる
それから、始めは外国人頼りだった花火であるが、日本国内でも花火作りの技術を習得、
特に、新し物好きの江戸っ子に受けて、江戸で花火が大流行したそうだ・・・
その人気の高さは「花火の禁止令」 が出るほどで、いまでいえばポケモンGOに匹敵!
ちなみに、現在の花火の値段はというと・・・・
3号玉= 3,400円・・・・・開花したときの直径100m
4号玉= 6,000円
5号玉= 10.000円・・・・・ 開花した時の直径150m
6号玉= 16,000円
7号玉= 24,000円
8号玉= 38,000円
10号玉= 6万円(一尺玉)
20号玉= 60万円(二尺玉)・・開花した時の直径450m
30号玉= 150万円(三尺玉)
40号玉= 260万円(四尺玉)
大会によっては、贅沢に一尺玉が100発!というのもあるけど、
6万円×100発=600万円
もちろん、これは花火玉単体の値段で、打ち上げのための設備や人件費、警備などの
経費も別途必要。1万発の規模で5000万円~1億円ほどの費用がかかるという
一発で数万から数十万人の人たちを楽しませることができる花火
この値段は安い? 高い?