きのう発生した「東京都内の大規模停電」
オイラの秘密基地がある芝浦運河界隈に影響はなかったが、同じ港区内でも、
隣町である新橋辺りが一時停電になったそうだ
幸い、オイラに停電の影響は一切なかったが、その原因に驚愕!!
なんと35年も前に埋設された地下ケーブルの不具合だそうだ
家庭の電化製品ですら10年、よくもっても15年・・・・
これも氷山の一角であり、いつ同じような事故が起こってもおかしくない
さて、近頃、神社仏閣をお参り、参詣の記念として御朱印を集めるのが流行っている
本来、御朱印とは、檀家や信徒がお寺に写経を納めた際にいただく「受領印」のこと
しかし、江戸後期、納経しなくても参拝の証として授与され現在に至っている
この先、遠くまで足を運び、御朱印を収集するという人に「耳寄りな情報」がある
有名な神社仏閣の多くには「片参り」という習わしがあるってーことを知ってほしい
つまり、目的の神社(寺)だけをお参りしてもご利益を得られないってーこと
昨年「式年遷宮」を迎え、今年はサミットで各国首脳が訪れた「伊勢神宮」
伊勢神宮には「外宮先祭」と言う習わしがあるがあるのをご存知だろうか
これは、祭事の多くは外宮から先に執り行われる事が多く、参拝においても、
外宮を先に参拝してから、内宮をお参りするということを意味する
お伊勢参りをする場合、先に「外宮」、そして「内宮」という順序を守ること
当然ながら、外宮または内宮だけをお参りするのは「片参り」となる
これでは神様からのご加護を受けられるはずがない
簡単に言えば“ご利益”がないってーことだ
さらに、外宮、内宮とも、まずは「正宮」から先に参拝しなくちゃいけない
正宮をお参りしてから「別宮」を参拝するのが正式な作法である
その場合、正宮だけを参拝するのは特に問題はないが、別宮だけを参拝しちゃいけない
そして、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の一節にもあるが、
伊勢神宮の鬼門を守る朝熊岳「金剛證寺(こんごうしょうじ)」への参詣が重要である
整理すると、お伊勢参りをする場合、縁起が悪いとされる「片参り」を避けるためには、
①外宮を先にお参りする
②次に内宮をお参りする
③朝熊(あさま)岳「金剛證寺」へ参詣する
これさえ守ればパーフェクト!!必ずご利益を得られる!!
次は、良縁の神様として人気がある「出雲大社」
出雲大社といえば「三保神社」を忘れちゃいけない
出雲大社は“大黒様”をお祀り、美保神社の事代主神は“ゑびす様”である
そのため、この2人の神様の関係から、「出雲大社だけでは片参り」と云われている
良縁を求め、出雲大社へお参りするなら、必ず三保神社へお参りしよう!!
出雲大社にお参りしたけど良縁に恵まれない・・・それは「片参り」が原因
また、今年、別な意味!?で注目を浴びた長野の「善光寺」
善光寺にも!?ちゃんと“相棒”が存在する
別所温泉にある天台宗の寺院「北向観音(きたむきかんのん)」
善光寺には来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらす仏様が祀られている
こうした理由から、善光寺のみの参拝は「片参り」とされている
こうした風習は日本各地に存在する
せっかくご利益を求めて神社仏閣をお参りするわけで、必ず!事前にチェック!!
可能な限り「片参り」を回避!!縁起を担いだほうがいいと思う
さて、きょう10月13日は「十三夜」
“十五夜の月と十三夜の月はどちらも月見しないと片月見(かたつきみ)”
ご存知のように、十五夜を「中秋の名月」と呼び、十三夜は「後の月(のちのつき)」
昔から、十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われている。そのため、先人たちは、
中秋の名月から約1か月後に巡ってくる十三夜のお月見を大切にしており、
どちらか一方しか観ないことを「片見月」「片月見」と呼び、縁起が悪いとしている
とはいえ、美しいと云われる十三夜であるが、今夜は“満月ではない”
しかし、そんなことは関係ない!!
古(いにしえ)から続く日本の伝統文化!!
これって、俗にいう「わび・さび(佗・寂)の心境なんだろうね
必ずしも“シメントリー”じゃなくていい!!それが真の美しさ
こういうのが日本独自の“美意識”ってーもんなんだろうね
どうせ停電になるなら“名月の夜”を選んでほしいね・・・
今夜は「十三夜」であり、CSファイナルステージの第2戦!!
きのうのDeNAは完封負け!!
やられたらやり返す!!これを“お礼参り”という!?